評論と政治に関するshichiminのブックマーク (4)
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保田隆明︵ワクワク経済研究所LLP代表︶ ︻第18回︼ 2009年01月22日 マクロ経済学の大原則を無視した ﹁定額給付金﹂懐疑報道に感じる違和感 ――定額給付金の議論に欠かせないマクロ経済学の知識 先日、とあるニュース番組から﹁定額給付金﹂に関してコメントを求められた。そのやり取りの中で、果たして給付金の政策的意味合いや効果をどれほどテレビ側が理解しているのかとやや不安になった。 そこで、今回はマクロ経済学の基本のおさらいである。好景気時には、特に経済学のお話など必要ない︵むしろ経営戦略論が必要とされる︶が、不景気時こそ経済学が注目を集めるものである。 不景気な時こそ、 政府の役割は重要 不景気時に政府が財政出動や減税により景気を刺激するのは経済学の基本である。定額給付金は、個人の消費欲を喚起し人々にお金を使ってもらうことで、景気にプラスのインパクトを与えようとするものなので、
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気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 2008年、日本に何が問われているのか──。はっきり言わせてもらえば、それは私たち有権者自身である。 今年はまず選挙がある。ここで有権者は判断をしなければならない。ただ、日本の政党に、その存在理由を問うような冷徹で強いプレッシャーをかけないと、日本の政治はなかなか変わらない。 表面的に見れば、日本は2大政党になり、次の選挙で政権交代が可能な状態にもなった。だが、今の既存の政党に日本の未来を託せるのか。その疑問が、先の見えない日本の閉塞感を招いている。政党は堂々と日本の未来や国づくりについて論じて、国民に提案すべきなのだが、それよりも選挙を意識した有権者への配慮から守りに入り、﹁未来﹂よりも﹁今﹂のサービス合戦に明け暮れている。 だとすれば、そ
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﹁政治とカネ﹂の報道は魔女狩りと化している 今回は、マスコミが報じる﹁正義﹂について話したいと思う。 ﹁政治とカネ﹂に関する最近の新聞の論調やテレビの報道を見ていると、これはちょっと危うさを感じる。﹁政治家は身ぎれいでなければいけない﹂……これは確かに正しい。しかし、マスコミは過剰反応し、国民は、行き過ぎた潔癖症に陥っているのではないだろうか。 ビジネスにはビジネスのルール、政治には政治のルール 僕は作家を生業としている。作家としての活動は﹁ビジネス﹂とみなされるので、収入と支出は税理士にチェックしてもらい、税務署に申告をしている。経費がたとえ1円であっても、領収書を貼り付ける。﹁ビジネス﹂の場合、これがルールだからだ。 いっぽう政治資金規正法は、5万円未満の支出の場合、領収書を添付する必要はないというルールを定めている。にもかかわらず、5万円未満の支出に対する領収書を要求し、そ
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