ついに決勝トーナメントへ突入しているカタールW杯。世界各国が白熱の戦いを繰り広げる中で目立つのはアディショナルタイムの増加だが、その他にレフェリングにおいてどのような傾向が見られているのか。グループステージ終了時点での3つのトレンドを攻劇氏に解説してもらった。 4年に1度の祭典、ワールドカップ。今大会は日本代表のグループEにおける快進撃に代表されるように多くのアップセットが生まれ、目の離せない大会となっている。今回は、グループステージ終了時点までの試合から分かるレフェリングの傾向3つを紹介していく。 トレンド①アディショナルタイム増加 最も話題となっているのが、アディショナルタイムの増加だ。日本が金星を挙げたドイツ戦で、解説の本田圭佑が“後半アディショナルタイム7分”の表示を見て驚きの声を上げたシーンは記憶に新しい。前半であっても5分以上が追加される場合がほとんどであり、誰もが経験したこと
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