安倍晋三首相の連続在任日数が24日、佐藤栄作氏の2798日を超えて歴代最長となった。首相はこの7年8カ月で首脳外交や安全保障政策の見直しを精力的に進めた。一方で社会保障改革や財政健全化の努力はなお足りない。名実ともに歴史に名を残すには、懸案に道筋をつける必要がある。足元の最優先課題が新型コロナウイルスの感染抑止と経済活動の両立であることは論をまたない。政府は危機の長期化を受けた家計や企業の支援
![[社説]最長政権の実績を内政と外交に生かせ - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9eb53760c060ae967be6be770789634f2ecc14cf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXMZO6295278022082020ENI001-2.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3Dcaec1583c081be9957544cbf16eb000e)
安倍晋三首相の連続在任日数が24日、佐藤栄作氏の2798日を超えて歴代最長となった。首相はこの7年8カ月で首脳外交や安全保障政策の見直しを精力的に進めた。一方で社会保障改革や財政健全化の努力はなお足りない。名実ともに歴史に名を残すには、懸案に道筋をつける必要がある。足元の最優先課題が新型コロナウイルスの感染抑止と経済活動の両立であることは論をまたない。政府は危機の長期化を受けた家計や企業の支援
「過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります」(永井清彦訳、以下同じ)1985年5月8日、ドイツの敗戦40周年にあたり、ワイツゼッカー西独大統領(当時)が連邦議会で演説した。そのなかの有名な一節である。安倍晋三首相は、来年8月15日に戦後70年にちなむ談話を発表する。首相周辺は「未来志向の内容にしたい」と語る。全体の内容にもよるが、未来に目を向ければ、ワイツゼッカー演説を引用して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く