SFC REVIEWは慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの公式広報誌「KEIO SFC REVIEW」編集部の公式アカウントです。1997年創刊。 https://gakkai.sfc.keio.ac.jp/review/index.html
![SFC Reviewの著作権問題に関して(解決済み)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d415aa64435b5dcf3a19035a23875def4c6f8d54/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2F056a2352e8ab5e63b196edec0f4d1189-1200x630.png)
権利者の許可なくインターネットに上げられたと知りながら漫画や論文などの著作物をダウンロードすることを全面的に違法とする著作権法の改正案を了承した22日の自民党の文部科学部会・知的財産戦略調査会の合同会議で、同党議員から懸念が相次いでいたことがわかった。 政府は3月にも通常国会に法改正案を提出したい意向だが、スクリーンショットなども違法になる場合があるため、日常的な情報収集が萎縮すると懸念の声があがっている。 関係者への取材によると、会合では馳浩・元文部科学相も違法となる行為の範囲が広すぎることを懸念し、「『原作のまま』『著作権者の利益を不当に害する場合』のダウンロードに限ることはできないか」と、要件をさらに絞り込むよう提案した。 著作権の専門家ら80人余りが19日に「あくまで被害が深刻な海賊版への対策に必要な範囲に限定されるべき」だとする緊急声明を発表しており、馳氏のもとにも、こうした学者
「今日の議論をどう扱うかはこちらで引き取る」――。 政府の会合としては異例の結末だった。知的財産戦略本部が2018年6月22日から10月15日まで9回にわたり開催したタスクフォース「インターネット上の海賊版対策に関する検討会議」は、委員間の対立が激化した結果、予定していた中間とりまとめを断念した。冒頭のコメントは、慶応大学大学院メディアデザイン研究科教授で共同座長を務める中村伊知哉氏の言葉である。 裁判所の判断の下、悪質な海賊版サイトへのアクセスを民間ISP(インターネット接続サービス事業者)が強制遮断する「サイトブロッキング」の法制度を整備するか否かを巡り、「憲法の『通信の秘密』に抵触し、現時点で違憲の疑いがある」として法制化の棚上げを訴える9人の委員と、「推進」「棚上げ」の両論併記を認める他の委員との溝が埋まらず、「座長預かり」で散会になったのだ。 とはいえ、ブロッキング法制化の流れが
漫画やアニメなどの「海賊版サイト」に掲載されている広告の収入が、サイトの運営資金になっていると指摘されていることから、ネットの広告事業者などでつくる業界団体は、「海賊版サイト」を具体的に指定して、広告を排除する取り組みに、はじめて乗り出すことになりました。 こうしたことから、ネット広告に関連する代理店や配信事業者、それに広告主の企業などでつくる3つの団体が共同で「海賊版サイト」から広告を排除する取り組みに、はじめて乗り出すことになりました。 具体的には、海賊版サイト対策を行っているCODA=コンテンツ海外流通促進機構が作成したブラックリストに基づいて、10数のサイトを指定し、広告を出さないよう、団体の加盟社に呼びかけます。 3つの団体とCODAは、今後、3か月に1度、協議の場を設けてリストの更新や取り組みの効果の検証を行っていくということです。 広告主の企業で作る団体、JAA=日本アドバタ
著作権侵害を理由としたブロッキングの可否が議論になるなど、社会問題となっている海賊版サイト。その資金源であるインターネット広告の収入を絶つことで横行を防ごうという取り組みが検討されている。著作権侵害サイトに対する広告規制は欧米では既に導入されており、英国では掲載数が7割減ったとの報告もある。ただ、ネット広告の配信システムは「ブラックボックス」といわれるほど複雑で、規制がうまく機能するかどうかは透明性の確保が鍵になりそうだ。 【海賊版サイト問題】 政府は4月、「漫画村」「Anitube」「MioMio」の3サイトについて、ブロッキングの対象とするのが「適当」と公表し、これを受けてNTTが導入の方針を表明した。ブロッキングとは特定サイトへのアクセスを利用者に無断で遮断する行為で、憲法学者や消費者団体などが通信の秘密を侵害するとして反対を表明、ブロッキング以外の手法で対策を講じるべきだと主張して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く