特集：生かせ！知財ビジネス／特許データ投信 日本初の組成へ - FujiSankei Business i.／Bloomberg GLOBAL FINANCE
特許データを使った投資が現実のものとなってきた。早ければ年内にも日本初の﹁知財投資信託﹂が組成される。 ◆ものづくり日本を支える 検討しているのは、複数のアセットマネジメント会社。うちスパークス・アセット・マネジメントは年内の組成を考えている。投信とは投資家から集めた資金を1つのファンドとして運用し、利益を還元する仕組み。同社の担当者は﹁ものづくり日本をお金の面から支える、社会的意義の高いものになる﹂と期待する。 知財投信の場合は上場企業の株投資で行うが、銘柄選定の際に企業の特許力指標﹁ＹＫ値﹂および﹁ＹＫ値を企業財務情報で加工したデータ﹂などを採用する。 ＹＫ値とは工藤一郎国際特許事務所︵東京都千代田区、工藤一郎所長︶が開発した指標で、特許の独占排他力を表す。独占排他力が強力だと市場から競合他社を排除することができるので販売製品の独自性、市場安定性が高まり、他社からのライ
