さらば、翻訳調の文章! 技術者向け校正ルール‥誰にでも分かるSEのための文章術︵8︶︵1/2 ページ︶ ﹁提案書﹂や﹁要件定義書﹂は書くのが難しい。読む人がITの専門家ではないからだ。専門用語を使わず、高度な内容を的確に伝えるにはどうすればいいか。﹁提案書﹂﹁要件定義書﹂の書き方を通じて、﹁誰にでも伝わる﹂文章術を伝授する。 第7回﹁専門用語は徹底的に﹁読み手指向﹂で書くべし﹂に引き続き、﹁語句の使い方﹂や﹁表記法﹂を解説します。今回は、技術者の文章にありがちな癖、﹁翻訳調﹂﹁漢字の多用﹂を、より読みやすい文章に修正する方法を提案します。SEは、翻訳書・文書を読む機会が多い仕事です。専門書や技術書、開発業務を進める際の文書類を、英語の原文で読むこともしばしばあります。そのせいか、翻訳調の文章を記述してしまいがちです。 翻訳調、特に直訳調の表現は冗長です。読みにくいので使わないようにしまし
![さらば、翻訳調の文章! 技術者向け校正ルール](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6e84fc6ab06f31b2e64248cbfc92fe06deb5bab5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_ait.gif)