﹁非正規労働者﹂とは呼びません―。厚生労働省雇用環境・均等局が、国会答弁などの際に非正規雇用で働く人の呼称として﹁非正規労働者﹂や、単に﹁非正規﹂という表現を使わないよう求める通知を省内に出していたことが3日、分かった。通知は8月。 理由について同局は﹁﹃非正規﹄は雇用や雇用形態を表現し、働く人に対する修飾語としてふさわしくないため﹂と説明。原則として労働者を指す場合は、雇用実態に沿う形で﹁有期雇用﹂﹁派遣﹂﹁パートタイム﹂などの表現とする。 通知では、﹁働き方をひとくくりにせず、実情をよく見た上で希望に沿った働き方の実現が重要だ﹂と考え方を示した。
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