IKAROSに関するshoot_c_naのブックマーク (2)
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2010年5月21日、H-IIAロケット17号機によって種子島宇宙センターから打ち上げられたIKAROSは、それまでSFの世界のものであったソーラーセイルによる宇宙航行を世界で初めて実現した。 その後も予定されていた数々のミッションをことごとく成功させた後、後期運用での挑戦的なミッションも華麗に達成してみせた。 そんなIKAROSも、軌道や姿勢変化による太陽光発電量の低下と姿勢制御用燃料の減少などの関係から冬眠モード︵発生電力低下による搭載機器シャットダウン︶に入ることとなり、2012年1月6日にはそれが確認されていた。 続きを読む
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宇宙帆船﹁IKAROS︵イカロス︶﹂のシステム開発︵前編︶ ―― ソーラー電力セイル・プロジェクト,世界初の技術に挑戦 船瀬 龍 2010年6月,地球に帰還し,小惑星﹁イトカワ﹂の欠片の入った可能性のあるカプセルを無事地球に送り届けることに成功した,小惑星探査機﹁はやぶさ﹂︵図1︶.大気圏に突入して自らの機体は燃え尽きながらカプセルを届けた﹁彼﹂の姿に感動した方も多いのではないかと思います. 図1 小惑星探査機﹁はやぶさ﹂︵画像提供‥宇宙航空研究開発機構︶ はやぶさの成果は,単に小惑星のサンプルを持ち帰ってきたことだけではありません.将来,日本の惑星探査機が自在に太陽系を航行するための重要な技術である﹁惑星間往復飛行技術﹂を実証したことが,その最大の成果です.従来の化学推進エンジンではなく,燃費の良い電気推進エンジン︵イオン・エンジン︶を駆動することによって,少量の燃料で目的の惑星まで行っ
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