昨日のセミナーで特に聞きたかったのは、機密費の共犯問題、失われた20年とサンプロの共犯問題。どちらも、変な理屈をこねずに、あっさり﹁そうかもしれない﹂と認めるあたり、正直な人柄が出ていた。しかし、実際に小泉さんに会って応援しますと言っておきながら、郵政選挙では共産党に投票していたとは…。 ――去年出た﹁日本政治の正体﹂によると、田原さんは小渕政権の野中官房長官︵本では匿名︶から﹁いいお茶がとれたので﹂と呼ばれ、旧ANAホテル東京の喫茶ルームで、料亭の女将から反物だと渡された紙袋に、1千万円が入っていた。返そうとして加藤紘一氏、そして代わったばかりの森首相に仲介役を頼んで断られ、翌日、自ら野中事務所に返しに行った。この1千万円が官房機密費、つまり税金だという認識は当時からありましたか? ﹁あった。それは分かっていた。﹂ ――自民党政権を潰す大スキャンダルですよね。大相撲の賭博なんかよりずっと
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