テレビ東京は、終戦の日の15日午後7時から3時間にわたって﹁池上彰の戦争を考えるSP〜戦争はなぜ始まり、どう終わるのか〜﹂を放送する。 番組は、終結から65年を経た太平洋戦争、日本人がなかなか理解できない現代の戦争として﹁旧ユーゴスラビア紛争﹂、そして﹁第三次世界大戦﹂は起きるのかなど3つの話で進めていく。﹁旧ユーゴ紛争﹂では池上と女優の長谷川京子が旧ユーゴから独立したボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボを訪れる。紛争が起きる主な原因は領土問題、民族、宗教対立などといわれるが、2人は紛争のつめ痕が残る市街を歩き、現地の人たちを取材、解説していく。 池上は﹁8・15って何の日ですか?と聞いて、答えられない若い人たちが増えているというのはやっぱりとても悲しいことだと思う。戦争のことをみんなで考える。そういった意味でもひとつの素材になるんじゃないかと思いますね、サラエボは﹂と話している。