foodとJapanに関するshukaido170のブックマーク (3)
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﹁NP-WU10﹂という製品の釜は、熱が全体に均一に伝わるように鋳物工場で手作りされている。ふたはプラチナを配合した材料でコーティングされており、アミノ酸のレベルが完璧な水準になるようにしてある。また、この製品はデジタルセンサーも装備しており、完璧な炊きあがりになるまで121通りの微調整が可能だ。 つやつやしたジャポニカ米を食べたり宗教的行事の捧げ物にしたりしているうえに、コメの生産が政治的な聖域にもなっている。 そのようにコメを崇拝する国にとって、1500ドルもする象印マホービン製の炊飯器は最も重要な祭壇である。いや、少なくともそうであるはずだ。 だが、大阪に本社を構え、この炊飯器NP-WU10の開発にエンジニアやデザイナー、試食担当者を何年も取り組ませてきた象印は、大きな問題に直面している。日本のコメの消費量が減っているのだ。それも大幅に――。 高齢化し縮む胃袋、食生活の変化で日本酒や
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﹁欧米で日本食ブーム﹂といわれるようになって久しい。ドイツの首都ベルリンでは最近、アジア食品店のみならず、健康食品専門店でも、梅干しやひじきなど日本食材を扱うコーナーがみられるようになった。日本食の定着の背景には、欧米での健康志向の高まりがあるといわれるが、近年ではさらに日本の学校給食も﹁模範的﹂として注目されてきているようだ。︵ベルリン 宮下日出男︶ ﹁日本の学校給食は世界で最善のもののひとつだ﹂ こう礼賛するのは、﹁ドイツは日本の学校給食から学べるか﹂との著作を最近出版した専門家のフォルカー・パイネルト氏。 パイネルト氏がまとめた報告書は、日本では給食のために国と自治体が十分に補助し、保護者は食材費を負担するのみで、専門知識を有した職員の従事が求められていると説明。給食は﹁教育の一環﹂として義務化され、配膳︵はいぜん︶や片付けなどの準備には児童も携わることも紹介されている。 また、献立
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一般家庭の食料品への支出額で、2011年にパンが初めてコメを上回った。コメの購入量そのものが減少しているのに伴って支出額も落ちこんだためだ。一方、高齢化や共働き世帯の増加を背景に、コンビニの総菜や弁当など調理済みの食品の比重がじわり上昇した。日本人の食生活が大きく様変わりしていることを映している。総務省の家計調査︵2人以上の世帯︶によると、11年の食料品への支出は87万2802円。このうちコメ
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