つい先日、なかなか興味深いニュースが入ってきましたね。10日トランプ大統領が、ジョン・ボルトン大統領補佐官を解任した、と伝わりました。 この人物が辞める意味はとても大きいです。なぜなら、ボルトン氏は、16年前のイラク戦争時のネオコン︵新保守主義︶と呼ばれた強硬派の大物で、当時作られたアメリカ一極覇権の象徴的な人物だからです。 トランプは、この大物を首にしたことで、今後彼の戦略を大きく推進することが予測されます。彼の戦略とは、ボルトンが守ろうとしていた旧体制を破壊することです。 残酷な現実 さて、私たちは今を正確に知るために、16年前に起きた残酷な過去を直視しなければなりません。 2018年︵昨年︶4月、911事件に関する米政府の判断に疑問を持つ米国の弁護士たちで作る﹁911調査弁護士会︵Lawyers’ Committee for 9/11 Inquiry︶﹂が、911事件現場であるニュー