古来より甘味料の中心として主要な地位を占めてきた砂糖︵ショ糖︶に対し、その代替品としてこれまでさまざまな甘味料が開発されており、現在、日本においても多くの種類の甘味料が食品に使用されている。 砂糖以外の甘味料は、第二次世界大戦中や終戦直後の砂糖不足の時代には、単に砂糖の代わりの代替甘味料という位置付けであったが、その後の食生活の変化などにより、最近ではその使用目的が、低カロリー、低う蝕性︵虫歯になりにくい性質︶、腸内環境の改善などへと多様化してきている。 今回、砂糖以外の甘味料について、平成17・18年度に当機構がメーカーを対象に実施した﹁代替甘味料実態調査﹂の結果に基づき、最近の市場に見られる、主なものの特性、用途などを紹介する。 現在使用されている甘味料は、大別すると、糖質系甘味料と非糖質系甘味料の2種類に分けられる。 糖質系甘味料は、砂糖、でん粉由来の糖、その他の糖、糖アルコールに分
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