システム・サービスに関するログ・各種情報を取得する事により、トラブルシューティング、パフォーマンスチューニングのみならず、ビジネス上の成果の確認、UIの改善等にも役立ちます。ただ、闇雲に情報を取得しても、効果は上がらず労力ばかりがかかってしまいます。本記事ではログ・メトリクスの収集の目的を明らかにし、その為に必要な点を実例を挙げながら説明していきます。 ﹁ログ﹂取得の目的 Retty開発担当の鹿島です。Webサービスに限らず、ITのシステムを運用していれば、何らかの形で﹁ログ﹂の取得・保存をしている事かと思います。そもそも、それらは何のために保存されているのでしょうか。まずは、﹁ログ﹂を保存する目的を明らかにし、その観点から各種の﹁ログ﹂について見ていきたいと思います。 開発や運用経験のある方であれば、 ﹁ログにxxxに関する情報が出ていれば、障害解決がスムーズなのに......﹂ とか、
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