赤と青の長方形がランダムに表示されるだけの10秒ほどの動画。これが73万回も再生されている。そんな﹁謎の人気動画﹂がある。 ﹁YouTubeの時代﹂訳者の小林啓倫氏が切り取る﹁動画の時代﹂連載第6回目。訳がわからないのに流行っている謎動画について。 この連載の第1回で、YouTube上では、誰もが好きな﹁ペット動画﹂よりも人気のカテゴリーが存在しているという話をしました。それがいったい何だったか、覚えていらっしゃるでしょうか? 答えは﹁教育﹂カテゴリーです。YouTubeのトレンド・カルチャー統括部長を務めるケヴィン・アロッカさんが、﹃YouTubeの時代﹄︵NTT出版︶の中で次のように解説しています。 私は誰かにこの話をする瞬間が好きなのだが、実は私たちが﹁教育﹂カテゴリーの動画を視聴するのに費やす時間は、﹁ペットと動物﹂カテゴリーに費やす時間の10倍に達している。そう、10倍だ。 ペッ
![世界は謎を求めてる 謎の人気動画](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fd72d5892d797ada2cd8c3f612fd407467d6b959/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F1907%2F31%2Fcover_news093.png)