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ProgrammableWeb is Being Retired(ProgrammableWeb 閉鎖のお知らせ)ということです。閉鎖は今月末、 2022-10-31 。 様々な Web API の情報を集積した Web API のオンライン・データベースと呼べるウェブサイトでした。何かの情報をウェブから得てプログラムで利用したいなと思った時に、ここで検索するとたくさん出てきたものです。 17年間の運営ということは、2005年からですね。PHPから各種有名Web APIを呼び出す方法を書いた拙著「PHP×WebサービスAPIコネクションズ」の発売は2006年。Web API が熱い時代でした。 # 技術書の常ですが、この大昔の本を今読んでもほとんどのコードは動かないでしょう 2013年に ProgrammableWeb はMuleSoftという企業に買収されていたんですね。最終的に記録分類
画面上の目がマウスカーソルを追いかけるというと、X Window System の Xeyes の昔(Wikipedia によれば 1988 年!)からあるアイデアですが、ウェブサイトのログイン画面を見ているキャラクターというアイデアがこちら What a cute login form pic.twitter.com/Qc1csk0I52 — Victor (@vponamariov) January 24, 2023 メールアドレスを入力するタイプに応じて雪男風のキャラクターの視線が動きますが、面白いのはパスワードを入力する時のキャラクターの動作。 パスワード入力時のマナーとして確立した挙動ですね。 twitter のリプライからは、この手のキャラクターがいつ登場したかの情報が集まっています。 小物に自分のデータを印刷して購入できるサービスSticker Mule のログイン画面 St
diracdeltas/tweets は”janky twitter replacement”(ジャンクなツイッター代替)を名乗るように、Git を使って twitter 風のフォロー・メッセージ発信を行うプロジェクトです。 作者のyanさん(@bcrypt)の紹介ツイート(これはtwitter上) just made a "decentralized" "alternative" to twitter; everyone should go "join" it to make an account: fork https://t.co/vv271yPEMr to tweet: git commit –allow-empty to follow someone: git remote add <alias> <their fork url> to retweet: git cherry-p
ザ・フォロワー(The Follower)は、ベルギーのアーチストでプライバシーや人工知能などをテーマにしているドリーズ・デポーターさん(Dries Depoorter)による新プロジェクト。街中にあるウェブカメラの映像の録画を使って、その付近で撮影した写真をインスタグラムに公開しているユーザーを見つけることができる、というのを示しています。 この場所探しましたよ。アイルランド ダブリンにあるテンプルバーという有名なバーのようです。 デポーターさんが使ったのと同じものかわかりませんが、テンプルバーの前をライブ中継しているカメラもネットで見つけました。 手順は以下の通りだそう。 ネットに公開されているライブカメラの画像を数週間録画しておく ライブカメラの場所でタグ付けされている Instagram の写真を全部取得 二つのデータをプログラムをまわして、同じ人物を見つける 1と2は以前からでも
書いているプログラムコードから次に必要そうなコードを提案してくれる GitHub の Copilot サービスで、「このコードに対して Copilot が何も提案してくれない」というバグが報告されました。 これに対するコミュニティの識者からの回答は、「おそらく、コードの中に “gender” という単語が入ってるからでしょう。」というもの。 Copilot には内蔵されたコンテンツフィルターがあり、フィルターに反応するとコードの提案をしないという作りなのだそう。そして “gender” もそのリストに含まれているらしいのです。 コードの提案が止まる、と言われたコードをCopilotで書いてみた 実際にCopilotで該当部分のコードを書いてみたところ、サジェストされた内容は文にならず途中で止まりました。元のコメント者と同じ結果なのかどうかはわかりませんが。 これを受けてのHacker Ne
フリオ・メリノさん(Julio Merino)によるBASIC処理系プロジェクト EndBASICは、新たに書き起こされたBASICインタプリタに、MS-DOS風のコマンドラインを組み合わせたBASIC言語の処理系です。 EndBASIC サイトトップ BASIC としての文法や機能は、Amstrad CPC という1980年代の8bitパソコンで動いたLocomotive BASICや、マイクロソフトのQuickBASIC を意識したものとなっているそう。 Linux/MacOS/Windows のバイナリをダウンロードして手元で動かすこともできますが、ブラウザ上でも動く環境が公開されています。 Rust で書かれた処理系が WebAssembly で動いているということで、昔からあるBASIC 言語を最新の技術と組み合わせているんですね。QuickBASIC で書かれたプログラムを少し
国が存在しなくなったらその国のトップレベルドメイン(TLD)はどうなるのか? というブログ記事が Hacker News のトップに上がっています。 アメリカ西海岸在住の余茂琦さんは、ご自身の使っている台湾のドメイン aay.tw にページを置いて、そのページを指すQRコードでイレズミを彫ろうとしたそうです。 Astrid Yu さんのQRコードタトゥーを紹介するブログ記事 しかし、誰かに「それ .tw ドメインでいいのか?」と尋ねられて考え込んでしまったそうです。.tw という TLD はこの先何十年と確実に続くものなのか? たいへん不吉な心配ではありますが、刺青として彫るとなると、彫った後に URL が無効になるのは問題でしょう。TLD の永続性を考えてプロフィールは結局別の .org ドメインを取得されたそう。 270万個登録されているらしい台湾の .tw ドメインや、70万個近く存
英文メールの末尾につける結び、みなさんは何をよく使われるでしょう。僕はだいたい “Best Regards”, “Best”、相手によっては “Cheers”なんかも気分で使い分けています。 電子メールの生産性改善ツールを提供する Boomerang 社の公式ブログで返答が得られやすい(英文)メールの結びかたを紹介しています。 20個のメーリングリストで流れた35万通のメールのやりとりを解析して、アドバイスや助言を求めているメールに対して、どのような結びの時にどれぐらい応答メールがあったかという割合を取得し、ランク付けしています。 全メールでの返答率が 47.5% 、つまり半分も返事をしてくれる人がいないのが普通という中で、トップの “thanks in advance” は 65.7% 、3分の2ほどの返答率を誇るということです。”thanks in advance” はまあ、直訳ではあ
How to professionally say(プロっぽく話す方法) は、英語のフレーズの言い換えを提案してくれる検索サービスです。 例えば、”That meeting sounds like a waste of my time”(その会議は時間の無駄っぽい)は、次のように言い換えられるそうです。 “I’m unable to add value to this meeting but I would be happy to review the minutes.” 私が参加してもこの会議の価値を高めることはできませんが、議事録はぜひ読ませていただきたいです。 検索ボックスに単語や一部のフレーズを入れると、関係しそうな言い換えを提案してくれます。 「ググれ(Google That)」を入れると、 The internet is a great resource for these t
lists.sh は、要素が並んだリスト形式を扱うことに特化したマイクロブログ・プラットフォームです。 利用者は、テキストファイルに箇条書きにしたリストを、取得したユーザー名の下に公開することができます。 登録は lists.sh の ssh サーバへのアクセスで行います。あまりこういう形式のユーザー登録は見ないですね。 ユーザー名の取得や、既存の投稿の削除などが行えます。メニューでできる機能は今後も拡充されていく予定だそう。 こちらは新着投稿のページ。Hacker News のトップページに載ったため、いろいろな人がテスト投稿をしに来ています。 リストをプレインテキストで表す仕様が用意されていて、それに従って書けば、単なる項目の列挙だけでなく、リンク、画像、ヘッダなどの要素も表現できます。 登録してみたところ、日本語も問題なく動きました。 sshでアクセス、というところはユーザーの足切り
Twitter 社が GitHub 上で twitter/the-algorithm を公開したことが話題となっています。 [更新 2022-04-27] リポジトリは削除されてしまいました。 “The” アルゴリズムですからね。Twitter の仕組みは多くのアルゴリズムからできていることは間違いないですが、おそらく各自のタイムラインがどのように作られるかという部分に関わるアルゴリズムのことではないかと言われています。 このリポジトリの存在を示唆したのは、Google のオープンソースチームから2022年に Twitter のオープンソースチームへ移籍した ウィル・ノリス氏。 watch this spacehttps://t.co/MYmG7rlXRS — Will Norris (@willnorris) April 25, 2022 長期に渡って企業内でオープンソース活動を進めてい
4月13日頃から、ロシア最大の銀行ズベルバンクやアルファバンクのものを始めとしたロシア企業のGitHub アカウントがサスペンドされたり、アクセスできなくなったりしています。 また、条件ははっきりしませんがロシア人ユーザーやロシア在住アカウントと思われるGitHub ユーザーのリポジトリも、予告なしにブロックされたりし始めているそうです。 ¯_(ツ)_/¯ pic.twitter.com/wMz9rZv1NS — Sergey Bobrov (@Black2Fan) April 15, 2022 My @github account has been suspended without a prior notification. Perhaps because I am ethnically Russian. "GitHub’s vision is to be the home for a
オープンソースの人気HTTP CLIツール HTTPie の公式ブログで、我々はいかにして5万4千個のスターを失ったか(How we lost 54k GitHub stars)という体験談が公開され、話題を呼んでいます。 公開から10年を経て、5万4000個ものスターを獲得するに至った HTTPie は、人間が読みやすい出力を差別化ポイントとしているツールということ。 そんな人気ツールのGitHub スター(Watches も)が0個にリセットされてしまった原因は結局のところ操作ミスです。 直接の原因は HTTPie のコマンド本体のリポジトリをプライベートにしてしまったこと。プライベートrepository にすると、watches も starts もすべて失われてしまいます。しかし、中の人は HTTPie コマンドのリポジトリではなく、プロジェクト組織ページのトップの httpie
ブログツールとして世界中の多くのサーバで使われている WordPress のソースコードの、数限りなくある中のちょっとした修正は、変数名の”pee”と”tinkle”を書き換えるというものでした。 -442 function wpautop( $pee, $br = true ) { +442 function wpautop( $text, $br = true ) { wpautop()という関数は、ブログ記事のテキストに2行以上の改行があった時、それを<p>タグに置換する、という働きをします。 「WordPress(wp) が自動(auto)で p(タグ)をつける」といったあたりから命名された関数だろうと思いますが、WordPress の歴史は長いのでこの関数も昔から存在していたようです。 それで、この関数を書いた誰かは「オートでPする」の響きからの連想か、引数名に $pee(しっこ
@insky さん作のVue のカラーピッカーライブラリ insky/vue-gpickr に対するプルリクエストのディスカッションの中で、「進捗どうですか? 🙂」という一ユーザーからの何気ないコメントに応じた @insky さんの返事がこれ ああ、すいません。もう少し時間がかかりそうです。今私の国はロシアの侵略からの防衛中で、今ちょっと忙しいんです。数日のうちにはあなた方の問題に取り組めればと願ってます。 ウクライナに栄光あれ! O, so sorry. I need more time. Right now my country defending russian invasion, so I’m a little busy now. Hope in few days I’ll return to your problem. Glory to Ukraine! これはプルリクエストど
「ピカデリーサーカスから電車で20分」と「ブリクストンから車で10分」の2つを指定した地図。すべての条件が成り立つ領域だけを表示させたりすることもできます。 いわゆる「等時間地図(isochrone map)」と呼ばれるタイプの地図で、地図上の地点間の所要時間を大量に集めないと描けないものです。 徒歩で指定した時は、時間内で行ける範囲は円形に近い形となります。 「東京駅から電車で30分」、絶対にこれは違いますね。電車利用は線路沿い、自動車は高速道路沿いにそって大きく伸びそうなものですが、時間を伸ばしても思ったほど距離が伸びてないような気もします。 「ロンドン中心部から電車で30分」だともう少しそれっぽい範囲が出てくるので、このサービスが使っているIsoline APIが日本の電車に未対応なのでしょう。残念。 ある一か所から一定時間内でどこまでいけるかだけでなく、複数地点からの到達を条件にで
絵文字にある折れ線グラフ 📈 と 📉 で、なぜ上昇グラフが赤線で下降グラフは青/緑線なのか? というエモジペディアの記事が出ています。 # 上の絵文字、閲覧されている環境によっては、赤・青/緑ではない絵文字が表示されます。 この絵文字を自分で使ったことがないし、深く考えたこともありませんが、どうやら西洋では上昇を緑色、下降を赤色で描くのが当たり前で、絵文字の配色に違和感を持つ人が多いらしいということ。 Googleの英語版で Google の株価を検索すると、株価が下がっている時の文字もグラフも赤色ですが、 同じGoogleでも日本語版で検索すると、下がってる時は緑色、と逆の配色になっています。 東京証券取引所の株価の表示が、この「上昇が赤・下降が緑」になっていて、他の日本の(株価)グラフもそれに合わせているところが多いのでは、ということです。 ok we don't understa
技術系Q&Aサイトの Stack Overflow がジョブ機能と開発者ストーリー機能の3末での廃止を発表しています。 Stack Overflow やその他のカテゴリ毎の多くの質問掲示板を抱える Stack Exchange では、技術的な問題への解決法を検索する人たちのための場所を提供し続けて質問と解決法のセットの巨大なコンテンツを持つにいたりました。Stack Overflow は日本語版を作って日本語市場にも参入しています。 技術者が毎日のように検索結果から集まることから、技術者向けの求人広告の場所を売るというのもマネタイズとしては自然で、英語版の Stack Overflow を見ていてもサイドバーに楽天やメルカリなど、英語圏でも多く活動している日本企業の求人を見かけることも多くあります。 公式のコメントによれば、人材獲得機能は他の強力なライバル達との競争が激しく、利用者の問題を
disposable-email-domains/disposable-email-domains は、使い捨てメールアドレスのサービスで提供されるメールアドレスのドメインを収集しているオープンデータです。 メールアドレスへの到達確認ができないと使えない・登録できないウェブサービスは多いでしょう。その一方で、登録したメールアドレスが流出するなどして後日無関係なスパムメールが送られてくる、という問題も起こります。 それを嫌がって、一時的にだけ転送が行われる使い捨てメールのサービスを使って、いわば「使い逃げ」してしまうサービス利用者も現れます。 9 今回のドメインリストは、そういった長期的に顧客となることがないユーザー、サービスの利用(掲示板への投稿など)に責任を持たずに逃げてしまうユーザー、を避けるという意味で、メール登録を要求するサービス運営者にとって有用なものではないでしょうか。 同時に
Game of Codes は、プログラミング技術の人気度を基に勢力争いを架空の地図に表すというプロジェクトです。 フロントエンドJavaScriptライブラリ2021の勢力地図(クリックでオリジナルを表示)がこれ。 React が帝国であるのに対し、Angular, Vue, jQuery が王国、Svelte が公国なのは「規模感」だそうなので、国名はデータからプログラムが決めているわけではないようです。 各国のサイズは過去12か月間の npm でのダウンロード数をベースにしているそうです。 What if #javascript libraries were countries? Will the #React Empire dominate the world? Will the Kingdom of #Vue stop the invasion? Will Kingdom of
rss-proxy – 非対応のwebサイトからRSSやJSONを生成する、セルフホストもできるOSSツール damoeb/rss-proxy は、ウェブサイトが RSS feed を提供していなくても、HTML の構造から類推した新着情報を切り出してくれるオープンソースのツールです。 feed を提供してないウェブサイトのURLを入れると、html の構造から列挙になっている箇所を探し出し、生成する新着 feed の候補を並べてくれます。 それぞれの候補が差している箇所は赤点線で示されるので、ここが自分の欲しい新着情報だと思ったら、右下のfeed生成ボタンを押すと、RSS feed が生成されます。 RSS/ATOM 形式だけでなく、JSON を生成することもできるので、プログラムから利用したい場合はそちらが便利という人もいるでしょう。 デモサイトもあるのでここで動作を試すこともできます
EU 内の銀行で、氏名のアルファベットにグレーブ(á)とかウムラウト(ü)とか、アクセント記号がついている人が本名を登録できない、という問題に対する訴訟があり、アクセント記号が登録できないのはGDPR(一般データ保護規則)違反である、という判決が2019年に出ていたそうです。 テレンス・エデン氏(Terence Eden)のブログによれば、銀行がアクセント記号つきの氏名登録を拒絶したのに対し、この顧客はEU一般データ保護規則(GDPR)の16条「訂正の権利」を根拠に訴えるに至ったそうです。 この16条は以下のようなもの。 The data subject shall have the right to obtain from the controller without undue delay the rectification of inaccurate personal data co
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