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連載「Girls In The Band〜ガールズ・ロック、バンドの歴史(洋邦対応)」③価値観逆転!その後の女性ロックのルーツの90s どうも。 では、連載企画、進めてまいりましょう。 ガールズ・ロック、ガールズ・バンドの観点からロック史を紐解く「Girls In The Band」。今回はその第3回。今度は、現在の女性のロックにつながる 地点になってます90年代、オルタナティヴ・ロックの時代のガールズ・ロック、これに迫ってみたいと思います。 ①80s末に、これまでと異なるダークで内向きな流れ これ、①と銘打ってはいますが、僕の気持ちの中ではむしろ「ゼロ章」に近いです。 前回のテーマとなった70年代後半から80年代にかけてという時代は、ある種の躁状態というか、世界的にかなり賑やかで見かけ上はハッピーに見える時代でした。そんな時代、音楽の主張もド派手になりがちでした。それは、どんなに暗いこと
連載「Girls In The Band〜ガールズ・ロック、バンドの歴史(洋邦対応)」②パンクが変えたロックの女性像と80年代 どうも。 では、連載「Girls In The Band」、2回目に行きましょう。 今回はズバリ 今回は1976年から1980年代いっぱいまでのガールズ・ロック、ガールズ・バンドに迫ることにしましょう。 ①パティ、デビー、ティナ・・・。ロッックを変えた女性たちがニューヨークから。 こと女性のロック史において、やはり客観的に見て一番讃えられるべき時期ってやはり、1970年代のオリジナル・パンクの時期ではないかなと思うんですよね。やる気とセンスさえあれば女性でも自由に参加できる。それは音楽だけでなく、ファッションにおいてもそう。これがやはり大きかったと思いますね。ヒッピー・カルチャーからアリーナ・ロックに至るまでのバンド・カルチャーにおいて、「表現する方」にいつしか女
どうも。 10月14日はこれから40周年でした。 シンディ・ローパーのデビュー・アルバム「Shes So Unusual」が発表されてから40年が経過しました。日本の当時からの洋楽ファンからすると「NYダンステリア」というタイトルだったんですけど、これがのちにご法度となりまして(笑)、原題読みが慣例になりました。まあ、その前から誰もダンステリアなんて言ってなかったんですけどね(笑)。なんかシンディを介してダンステリアなるものを流行らせたかったらしいんですが、壮大に失敗したようです(笑)。 ただ、実はその約1ヶ月ほど前に 先行シングルだったGirls Just Want To Have Fun、これやっぱ、カタカナで書かないと感じでないですね、ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン、これが一足先に40周年を迎えていました。 これ、今の感覚だとややもすると、「だから1983年のヒット曲だ」と思
#2000年以降の邦ロックベストソング100 これにて終了です😌 投票して頂いた250名の方、盛り上げてくださった皆様のおかげで素晴らしいランキング企画をすることが出来ました! こちらが100位までのランキングです! そして監修して頂いた@RAoVqpOM2rRDW5q さん、本当にありがとうございました! pic.twitter.com/oxhrOjKQhf — (❤︎ (@fulu_groove) September 27, 2023 この「2000年以降の邦ロックベストソング」というオールタイム企画。結構、賛否も含め盛り上がってましたね。僕も多少、発言しています。 僕は日本に長いこと住んでないこともあって知らなかったのですが、邦ロックという言葉、半ば蔑称的に使われてるようですね。その原因は人によって色々のようで、僕の意見もその中のワン・オブ・ゼムでしかないと思っています。 ただ、気
こうやってNew Jeans人気に関して違和感を唱えている人は少なくないようだよ、ということを書いたのですが こんな風に、つい最近もYahoo!でこんな記事が上がっててびっくりしました。「すごく引きずってるトピックなんだなあ」と思ってですね。 これ、いろいろ考えたんですけど、 「せっかく好きになったKポップなのに、そしたら文句を言われるってか!」 という人も少なくはないんだろうなあ、と思ったんですよね。 僕に関しては、上の記事にも書きましたけど、New Jeansに関してはニュートラルです。毎週更新中の僕のプレイリストに、そこまで高い位置ではないにせよ入れるくらいには抵抗ないです。ただ、彼女たちそのものに対しての興味は今も湧いてはいないし、むしろXGの方に「メンバーの名前、把握しようかな」と思い始めている頃でもあります。まだ決定的ではありませんけど。 ただ、ですね、僕自身も、もし3年前にK
どうも。 なんか日本で話題になってましたね。 このブログでも7月20日の週あたりから報じていました「バーベンハイマー」。「バービー」と「オッペンハイマー」、この2つの批評的評価の高い映画で、アヴェンジャーズの「エンドゲーム」以来の興行的大成功を得たという話。続編映画しか当たらないハリウッドの状況に一石を投じるすごくポジティヴなものとして世界の映画ファンの間ではかなり好意的な感じで受け止められてました。 ところが こうした原爆を茶化しているのかと思えるミームが出回りまして、これに対してワーナーの「バービー」の公式が「忘れられない夏になる」、あるいはキノコ雲を髪型にして「いかしたスタイリスト」なるレスをやっちゃったんですね。 これが日本人の逆鱗に触れて猛抗議が起きまして、「バービー」の公式が日本人の投稿で荒れまして、日本の公式、さらにアメリカのワーナー本社が謝罪するという事態に出て、 こういう
どうも。 今日は、このブログで何ヶ月に一回か話している気がします、「日本の音楽界のサブスク普及の遅れ」の問題、これをまた書こうかと思います。 そのことに関しては前回 6月にこういう話を書いたばかりです。このとき僕は、「アーティストがサブスクを解禁しようがしまいが自由だが、しないという自由を選択した場合、日本の音楽界にどういう影響が及ぶのか」ということを書きました。 まあ、「選ばない自由」は認めつつも、それはもう、今のこの時代に音楽界にとってプラス面はほとんどないよ、ということを延々書いたコラムだったんですけど(笑)、つい最近ですね 【賛否】川本真琴「サブスク考えた人は地獄に堕ちて」収益減嘆きネット議論https://t.co/06YQcSIm1N 川本がツイッターでデジタル音楽配信サービスのサブスクリプション(定額聴き放題)の急拡大による収益減に言及。「文化破壊でしかない」「画期的で罪はな
ドキュメンタリー「カンボジアの失われたロックンロール」 東南アジアの意外なロックシティ、プノンペンの悲しいロックの歴史 どうも。 このところ毎日映画見続けています。基本、過去の名作を見てるんですが、その中で別ルートで気になってこの映画を見てみました。 「CROSSCUT ASIA おいしい!オンライン映画祭」というイベントのサイトで見た、この映画、ドキュメンタリー「カンボジアの失われたロックンロール」です。 カンボジアのロックに関しては このオムニバス・アルバム「Cambodian Rocks」で4年ほど前から知ってました。僕が「非英語圏ロックの名盤選」やるときも、このアルバムは必ず入れます。それくらいに地域的にロックが起こった場所としては不思議で、かつ、驚くほど完成度が高いんですね。 ただ、このムーヴメントがポルポト政権によるクーデターで中心人物たちが処刑されて終わったことはわかっても、
どうも。 本当は別のことを書く予定だったのですが、ちょっとこれは問題だと思えることが浮上したので、こちらを書かせてください。 それは はい。小山田圭吾氏がメンバーのひとりでもあるMETAFIVEが8月に予定していたニュー・アルバムの発売を「中止」しました。 注目していただきたいのは「延期」でなく「中止」であることです。さすがにこれは、僕もあまりにも納得がいきません。 今の社会的なバッシング状況の中で「延期」は仕方がないとは僕も思います。購入すること自体が社会悪ともとらえられかねない状況ですからね。タイミング的によくないと思います。 しかし、「中止」というのはどうなのでしょう。まず、多くの人が反論として真っ先にあげるであろう「他のメンバーには全く関係のないことなのに、なぜ連帯責任を」というのももちろんあります。これだけでも十分に行き過ぎです。 ただ、僕はこの、実質「処分」と解釈していいような
どうも。 ここ最近、ツイッターでやって、やたら反応があったネタを今日はやろうと思います。 それは イギリスとアメリカにおける、今のインディ・ロックの状況、どっちがいいか。これをチャート上実績で比較した結果を述べる、というものです。 これがねえ。「こういうことって知られてないんだなあ」と思って、僕自身もびっくりしてるんですよね(笑)。思った以上に、すごい反響があって。「やっぱ、思い込みって怖いなあ。ちゃんとした客観事実をデータで示さないと」との思いを強めた次第です。 で、この答えなんですけど。まあ、このブログを以前から読んでる人には答えは歴然だとは思うんですけど もう、圧倒的にUKです!今の日本の洋楽の、ファンだけじゃないですね、これ、批評家界隈にも言えることですけど、あまりにこの認識が足らない!これ、もうちょっと重要視されていい話です。そうすれば、欧米のロックに対して取るべき意識、だいぶ変
どうも。 今日はこういう話をしましょう。 3日ほど前に書いた大瀧詠一さんの記事のラストで僕はこういうことを書きました。 はい。1981年3月21日、大瀧詠一の「A Long Vacation」とYMOの「BGM」。この2つの傑作アルバムが同日に、元はっぴいえんどのふた組によって生まれてしまった。のちに、2つの全く別の方向で、長きにわたって日本の音楽シーンに多大な影響力を持つにいたってしまった。僕はこの快挙をもって、日本ではっぴいえんど史観なるものが決定づけられた、と思っています。 もし、仮にこれが、大瀧さんだけ、もしくは細野晴臣さんのYMOの片方のみの成功に終わっていたら、この史観は生まれていなかったと思います。しかしこれが大瀧さん、細野さんの両者に出てしまった。それこそがはっぴいえんどの日本のポップス史における最大の影響力となってしまったように思います。 そこに加えて、松本隆さんは作詞家
「みんなが選ぶ邦楽オールタイムベストアルバム100」というツイッター企画があって、それを当ブログで紹介したら、ものすごい反響をいただきました。 すると、昨年末にですね、これの洋楽版をやろうとする動きが起こりまして この「旭川の佐藤仁苗」さんという方が、発起人になって企画をしてくれました。ご本人のサイトでも結果を500位まで発表されているのですが、今回ここで100位までを紹介したいと思います。 では、順位結果、いきましょう。 1.(What's The Story)Morning Glory?/Oasis(1995) 2.OK Computer/Radiohead(1997) 3.Loveless/My Bloody Valentine(1991) 4.The Stone Roses/The Stone Roses(1989) 5.Kid A/Radiohead(2000) 6.Pet So
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