概要 波形編集ソフトを使う作業は定型的な操作が多いため、多くのソフトは手順を自動化するためのバッチ機能を搭載しています。また、そのうちいくつかのソフトはテキスト言語でバッチ処理を書くスクリプト機能を持っています。 Audacityもバッチ処理とスクリプトの両方を持っているので機能や使用方法を説明します。1 用途 定型的手順の自動化 複数ファイルの一括処理 バッチ処理 本題ではありませんが、スクリプトを使わないバッチ処理の手順も比較のために説明しておきます。 バッチジョブ作成 Audacityのバッチジョブはマクロと呼ばれています。 Toolsメニュー → Macros... を選択してManage Macrosウィンドウを表示します。 Newボタンを押してマクロ名を設定します。 Insertボタンを押してエフェクトを追加していきます。 Edit Parametersボタンを押すとエフェクト