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The purpose of this paper is to introduce Japanese informatics education from elementary school through high school. To this end, we discussed what competencies are expected to be developed by programming education, the Japanese curriculum standard for informatics subjects, and what should be considered in future programming education. To concretize the discussion, we examined previous research ab
Online ISSN : 1882-0352 Print ISSN : 0913-5227 ISSN-L : 0913-5227
Online ISSN : 2424-2179 Print ISSN : 1880-3806 ISSN-L : 1880-3806
江戸幕府は慣例的に全国から集めた国絵図に基づいて日本総図を集成していた。国土の地図づくりが制度の存立や機能と関って国家権力により組織的に遂行されていた。だが従来研究不十分のまま,幕府が編纂した日本総図は最後の伊能図を除くと慶長・正保・元禄・享保の4回であるとみなされてきた。だが,近年の研究によりとくに江戸初期において,慶長図の編纂はなく,寛永期の2度の編纂など,従来の通説を大きく改める成果を生むに至った。幕府編纂の日本総図は順を追うと,最初は寛永10年,同15年,正保初回,正保再製,元禄,享保とつづき,最後は文政の伊能図にいたる全部で7回に及んでいた。伊能図は国絵図に基づく集成ではなく,成立経緯が他とは異なることから本稿では除外している。しかるに,江戸幕府の日本総図は時々の政治や社会情勢を背景にして図示・内容に違いはでているが,全国の国絵図をいかに接合するかの技術面でも各期工夫があった。寛
Online ISSN : 2423-8872 Print ISSN : 0029-0181 ISSN-L : 0029-0181
明治初期の三重県と和歌山県の境界画定の結果、北山村は村全体が飛び地となった。なぜ熊野地方の中心都市である新宮市の都市圏を無視した県境が施行されたのであろうか。この地域は古代の国の境界が不安定で、帰属する領域は志摩国、伊勢国、紀伊国と変遷してきている。発表では国境の画定の経過と境界が移動した要因を探るのを目的とする。 1 熊野国 熊野国という地名は、平安時代の『先代旧事本紀』10巻「国造本紀」に「熊野国 志賀高穴穂朝御世、嶢速日命五世孫、大阿斗足尼定賜国造」と出てくる。また『続日本紀』に「従四位下牟漏采女熊野直広浜卒す」とあり、熊野国造の系譜をひいた有力者が牟婁郡にいたことを示している。ところが、『日本書記』は「紀伊国熊野之有馬村」「熊野神邑」「熊野荒坂津」「熊野岬」と記し、熊野国と記すことはない。木簡史料も牟婁郡と記して熊野とは記さない。近世の地誌書『紀伊続風土記』は、大化の改新によって熊
本稿では、バーチャルYouTuber(VTuber)の名前と人間の名前(人名)の比較を行いながら、VTuberの名前(VTuber名)の特徴について検討した。特に、人間に対する名づけ・命名には様々な制約・制限があるが、それがVTuber名には適用されないために生じる違いについて整理した。VTuber名には、人名を決める際に適用される制約・制限が当てはまらず、より自由度の高い名づけ・命名を行うことができると言える。具体的には、VTuberの名づけ・命名においては、人間の名づけ・命名と比べて、①使用できる文字の種類に制限がない、②使用できる漢字の種類に制限がない、③自分で自分の名を決めることができる(名の決定権がある)、④姓(氏)も決めることができる(姓の決定権がある)といった大きな違いがみられる。これらの制約・制限の違いが、VTuber名と人名の様々な違いを生み出していると考えられる。こうし
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C言語サブセットのプログラムを安全なJava言語のプログラムに変換する方式を実装した.そのような変換のためには,C言語独特の操作であるポインタ演算を,Javaプログラムで安全に模倣する必要がある.これを実現するために,まずC言語のポインタやメモリブロックを表現するJavaのクラスを定義した.次に,これらのクラスを利用するようなJavaへの変換規則を定め,規則に従ってトランスレータを実装した.また,C言語ではポインタと整数を相互にキャストすることが可能なので,整数もポインタと同様のオブジェクトに変換しなければならない.しかし,すべての整数をポインタと同様に表現すると大幅に効率が悪化する.そこで,データフロー解析により,ポインタが代入されない基本型の変数は,Javaの通常の基本型変数に変換する,などの最適化を実装した.9個のベンチマークプログラムで実験したところ,最適化前の変換結果コードは元の
【はじめに,目的】日常生活の中で強い運動を行った後に,疲労で体が動かしにくいと感じる,または筋肉痛が起こるといった筋疲労を経験することがある。筋疲労が起こると,筋が発揮できる力が減り,俊敏性や巧緻性も低下し,パフォーマンスが一過性に低下する。また,筋疲労は筋肉痛を引き起こし,更なるパフォーマンスの低下が起こる。しかし,筋疲労とパフォーマンスの関係について調べた先行研究は少ないため,本研究では高強度運動によって大腿四頭筋に筋疲労を起こし,筋疲労がパフォーマンスに与える影響について検討した。 【方法】本研究の対象者は21歳の健常男性10名で,全員より研究参加の同意を得た。まず運動前に測定を行い,次に大腿四頭筋に筋疲労を起こすため無酸素運動を中心とした運動5種類を実施し,運動終了直後に運動前と同項目で測定を行い,24時間後に再度同項目を測定した。測定項目は,パフォーマンスの指標として等速度性筋力
Online ISSN : 2432-4027 Print ISSN : 1344-8668 ISSN-L : 1344-8668
In this paper, first, I consider Ryukyu, widely known as Okinawa, to be a Japanese colony in a historical, political, and economic context. My argument is based on national theories as developed by Plato, Hermann Heller, and Will Kymlicka. By analyzing the meaning behind the U.S. military relocation from Ryukyu as well as the Restoration of Sovereignty Day, I pose the question, is it possible to t
敢然たる理論闘争の書 松島泰勝著『琉球独立への経済学――内発的発展と自己決定権による独立』法律文化社,2016年4月
In 2005, the UN Member States agreed on the principle of the Responsibility to Protect (R2P) in their effort to reconcile the tension between the normative principles of the human rights protection and of non-intervention into the matters of domestic jurisdiction. The 2005 World Summit Outcome states that the international community must be “prepared to take collective action (…), through the Secu
The U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples (UNDRIP) was adopted in 2007. The concept of indigenous peoples often challenges the history of “unrecognised” colonialism, and the implementation of their rights has been considered an extension of the decolonisation process. In Japan, Ryukyuan/Okinawan advocates have also claimed their rights as indigenous peoples since the 1990s, especial
On August 1, 1975, the head of European states, the USSR, the USA, and Canada, with the notable exception of Albania, met and signed the Helsinki Final Act in Finlandia Hall in Helsinki, Finland. At that time, no one could gauge the full significance of the Helsinki Final Act or the Eastern Camp’s affinity for this act. Notably, Vatican was one of the main actors to insist on the importance of “fr
症例は34歳の女性で,臀部の腫脹を主訴に当科を紹介受診した.身体所見では臀部に弾性軟の皮下腫瘤を認め,画像検査では臀部皮下から骨盤腔内につながるだるま型の6 cm大の囊胞性腫瘍を認めた.診断的治療の目的に経仙骨アプローチを併用し,腹腔鏡下に腫瘍切除術を行った.腫瘍は臀部皮下から尾骨周囲で肛門挙筋の間隙から直腸間膜の背側および骨盤腔内に連続していた.病理組織診の結果,表皮囊腫と診断した.特に合併症なく術後8日目に退院となり,以降は再発を認めていない.表皮囊腫は日常診療の中で経験する頻度の高い良性疾患で,粉瘤とも呼ばれる.まれではあるが悪性化の報告もあるため,遺残のない切除が推奨される場合もある.臀部から仙骨前面にまで進展した表皮囊腫に対して腹腔鏡アプローチ併用経仙骨的切除は,合併症なく施行でき有用な手術アプローチと考えられた. A 34-year-old woman presented wi
L. Susskind, G. Hrabovsky, The Theoretical Minimum; What You Need to Know to Start Doing Physics, Basic Books, New York, 2013, xi+238p, 22×15cm, $26.99, [学部・一般向], ISBN978-0-465-02811-5 (新著紹介) 公開日: 2019/08/22 | 69 巻 3 号 KJ00009285847 米谷 民明
Online ISSN : 2189-8278 Print ISSN : 0913-3801 ISSN-L : 0913-3801
近年、サイバーセキュリティの実践にあたりサイバー脅威インテリジェンスの活用・共有が普及しているところ、その収集方法の一つとしてダークマーケットにおいて情報収集又はデータ購入する動きがみられる。また、ダークマーケットで盗まれた情報を買い戻すという企業も存在する。米国司法省は、ダークウェブにおいてそうした活動をする場合の法的留意点についてガイドラインを公表した。本稿では、この内容を紹介するとともに、我が国で同様の収集を行う場合について考察を加え、実際にサイバー脅威インテリジェンスを提供、入手をする場合の注意点についての考察を試みた1。
Decentralized Identifiers (DID) とVerifiable Credentials (VC) は,ディジタルアイデンティティの新しい実装形態として注目されている.従来型のディジタルアイデンティティのモデルでは,アイデンティティサービスを提供する主体が,ユーザの同意の元,ユーザ情報を,その情報を必要としている主体に提供していたが,VCによるモデルでは,ユーザ自身が,自身に関する情報を提供できるようになり,ディジタルアイデンティティの繊細なコントロールを可能としている.このモデルの中心となるのは,データモデル,非対称鍵暗号,発行・検証プロトコルなどであり,技術開発と標準化が積極的に進められている状況にある.本論文では,VCによるモデルとそれをとりまく検討状況について,背景,標準化,関連プロトコル,応用事例,課題や論点について概説する.
現代における学会発表の位置づけを考察することを目的として,ウェブサイトに対する事例調査とメールによる質問紙調査を実施した。54 学会を対象とした事例調査からは,研究集会の定期開催,開催事務局への依存と前例を踏襲する傾向が分かった。質問紙調査では世界中の285 学会からの回答を分析した。その結果,1)自然科学・医学系ではポスター発表も採用,2)ほとんどで査読を実施,3)人文学・社会科学系では配布資料・口頭のみでの発表も認められていること,4)発表資料の電子形式での記録,提供はあまりなされていないこと,などが明らかになった。以上から,研究者のインフォーマルな交流の場としての研究集会という認識は大きく変化していないこと,学会発表は研究集会の一部と見なされていること,発表を研究成果として独立して蓄積し,広くアクセスできるようにする意識が弱いことが示唆された。
目的 近年,父親の育児参加に対する社会の関心が高まりつつある。しかし,父親が積極的に育児参加することによってどのような影響があるのかあまり明らかになっていない。本研究では,我が国で主に2010年以降に報告されている父親の育児参加に関する研究の知見についてレビューを行い,日本社会において父親の育児参加が母親,子ども,父親自身に与える影響に関する知見をまとめた。さらに,今後の課題についても検討を行った。 方法 医学中央雑誌文献データベース,JSTPlus,JMEDPlusを用いて,「乳幼児関連」,「父関連」,「育児関連」のキーワードで2010年以降に掲載された和文原著論文の検索を行った。また,PubMedを用いて,「father or paternal」,「childcare OR co-parenting OR involvement」で英文原著論文の検索を行った。また,日本国内の研究,乳幼
A particle method is developed for solving the motion equation of one-dimensional viscous compressible fluids. The particles, representing fluid density, are moved with the acceleration derived from the motion equation. The piston problem is treated and creation of shock waves is simulated considering the effects of nonsolenoidal velocity field and of the kinematic viscosity on the density distrib
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