サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
デスク環境を整える
yearman.hatenablog.com
金水敏先生の編集された『よくわかる日本語学』をご恵贈頂いた。 概要はサイトを参照されたい。 www.minervashobo.co.jp 以下,概要として特徴的な点と,特に音声関連の項目について紹介する(誰か他の項目を書いて!)。 本書は刊行が予告されてから高い関心を得ていた。これは私がTwitterで刊行予定を紹介したときも280ほど「いいね」が付いたことからよく分かるだろう。 金水敏(編)『よくわかる日本語学』ミネルヴァ書房 pic.twitter.com/R8ueQApXMu — まつーらとしお (@yearman) 2024年1月31日 目次は以下のとおり(公式サイトより転載)。 はじめに 1 日本語の定義 1 標準語・共通語 2 日本語が話される地域 3 日本語の話者 4 日本語の方言・日本系言語 5 日本語の近隣の言語 2 音声・音韻と表記 1 音声・音韻概説 2 母 音 3
この数年で「地頭(じあたま)の良いヤツには叶わない」とか聞くようになったのはいつだろうかと考えることがあります。調べてみると2007年に出版された『地頭力を鍛える: 問題解決に活かす「フェルミ推定」』という本が広がるきっかけとして大きかったようです。 honto.jp 地頭の意味に疑問 これは単なる私個人の感覚ですが,「地頭」って「鍛えられる」もんなんでしょうか。おそらく地力,地声,地毛のように「ありのまま」のような意味に馴染んでるせいで,「鍛える」とはコロケーションを作らないじゃないというのが頭をよぎります(地顔(素顔のこと)なんてのもあるんですね)。 ちなみにだいぶ前ですが,アンケートで「30歳になった人が地頭を鍛えて良くなるか聞いたところ,4割ぐらいは「ならない」と答えてます。 【直感で答えてアンケート】「地頭」は30代でも鍛えたら良くなりますか? — まつーらとしお (@yearm
北星の学生ってなかなかやるんですよ 勤務する北星学園大学には学生の自主的な活動に対してお金を出すしくみがいくつかあります。 cgw.hokusei.ac.jpこの助成に採用されると活動資金が出るのですが,その代わり年度末に活動内容を報告します。今日はその報告会がありました。 cgw.hokusei.ac.jp発表された3件の活動はどれもすばらしいもので,私自身が学部生だったときよりもよく勉強しているなあということがよく分かりました。だって,例えば学部生で国際会議に参加(聴講)するなんて僕のときには考えられませんでしたから。 研究までたどりつくと(もっと)よかった さて,その中のひとつに「規格外野菜の廃棄を減らすための啓蒙」とでも言うべき取り組みがありました。これは実習授業の中で出てきた社会的な問題について自分たちで考えて取り組みを行ったもので,こういうことができる人を本当に尊敬します。 今
これは「言語学な人々 Advent Calendar 2021」の1日目の記事として書かれました。 今年の8月に『自由研究 ようこそ!ことばの実験室(コトラボ)へ』が出版されました。はじめは「マンションの名前には何語が多いか」という記事を書こうと思っていたのですが,いろいろと気が変わり,本のことを書くことにしました。 コトラボ書影 ブログからお話が来た もともと私の興味関心のひとつに科学コミュニケーション(サイエンス・コミュニケーション)がありました。科学コミュニケーションというのは,科学の課題について一般市民にも考えてもらいつつ,科学者(研究者)が社会の思いを知るためにとるコミュニケーション活動だと考えています。 理工系を中心にサイエンス・カフェが開かれることが増えましたが,施設の一般公開や市民向け講演会などもそういった活動に位置づけられると思います。考えを広げていけば,授業で自分の専門
ブログ界隈でここ4〜5年くらい行われている「アドベントカレンダー」という企画があります。これは,12月1日から25日にかけて日替わりで誰かが1日1エントリーの記事を書いていくというものです。言語学系でいつかやりたいなあと思ったのですが,今年は少しだけ余裕ある時期に思い出せたので,作りました! adventar.org どうしたらいいの? 執筆予定日を登録(早い者勝ち!) Adventarのサイトの右上[≡]ボタンからアカウントを作成する。GoogleやTwitterなどのアカウントから作成可能です。 書きたい日に「登録」を押して執筆内容(空欄可,変更可)を書いてください。うまく行かないとかあれば,松浦が日付だけ押さえるので連絡してください。 → 執筆 どこかに書く すでにをお持ちのブログやウェブページに書いていただくので構いません。URLを貼り付けるだけなので,ブログサービスでもHTML手
注:この記事は2021年9月16日1:00頃いったん公開しましたが,同日13時前にかなり改訂を加えました。 私は見ていないのですが,「林修のニッポンドリル」という番組で外食チェーンの「とんでん」が取りあげられたところ,内容より発音に反応する道民が多かったようです。具体的には,ナレーションなどは「ロンドン」と同じアクセント(と\んでん)だったそうですが,道民的には「混乱」と同じアクセント(とんでん ̄)になります。そのため,例えば下の道民アカウントによるアンケートではフラットな発音(とんでん ̄)の方が圧倒的に優勢になっています。 今テレビを観てて家族で議論になってるのが「とんでん」のイントネーション。頭にアクセントが来るナレーションなんだけど、アクセントなしのフラットな発音だよね?と。 皆さんは? — ボンチチ (@LiarIII) 2021年9月15日 実際の発音の例も見ましょう。下の動画は
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『yearman.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く