アニメファンやアニソンファン以外の人でも、「アニサマ」という単語を一度は聞いたことがあるだろう。「アニサマ」とは毎年夏にさいたまスーパーアリーナで開催されている、アニメソング(アニソン)のライブとしては世界最大のイベントだ。 アニサマには、人気アニメの主題歌・挿入歌でおなじみのアーティストや声優たちが集結するのはもちろん、大物J-POPアーティストなどが毎年参加していることでも知られている。ライブの模様はBSテレビなどでも放映されているので、会場に足を運んだことがない人でも目にしたことがあるかもしれない。 第1回目が開催された2005年以来、毎年恒例となっていたアニサマだが、2020年にはコロナ禍によって、初めて開催が延期されることとなった。だが2021年には、自治体による感染拡大防止ガイドラインを遵守して観客数を制限するなど万全の対策を取った上で、3日間の開催を予定通り成功させている。
2021年、『アイドルマスター シンデレラガールズ』がプロジェクトのスタートから10周年を迎えた。10年の間にTVアニメ化やリズムゲームのヒット、大規模アリーナをめぐるツアーなど躍進してきた『シンデレラガールズ』。多くのアイドル(=キャスト)が加わり、映像・楽曲・ライブのパフォーマンスで、プロデューサー(=ファン)を楽しませてくれている。今回は10周年を記念して、キャスト&クリエイターへのインタビューをたっぷりお届けしたい。クリエイター編のラストに登場してもらったのは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の多彩な音楽性を象徴する作曲家、イノタクことTAKU INOUE氏だ。自身のルーツであるクラブミュージックのエッセンスを注いだ数々の名曲のエピソードや、『シンデレラガールズ』への熱い思い入れなど、幅広く語ってもらった。 アイドルが歌って魅力的になる曲、という軸はガチッと固めつつ、音楽的
ダイヤモンド・プリンセス号(11万5875トン、乗客定員2706名、乗員1100名)で起こったクラスターを覚えておられるだろうか。2020年2月、乗客・乗員3711人の約2割に当たる712人が新型コロナウイルスに感染し、14人が死亡したあの事態を。 その船の除菌を担当した中にいたのは、特殊清掃業者だった。普段、孤独死などの現場で消臭・除菌を行う彼らはなぜその大役を担うことになったのだろうか。 現場作業を担当したひとり、特殊清掃・家財整理専門会社エバーグリーン(株式会社金田臨海総合)代表の大邑政勝氏にZoomで話を聞いた。当時、今より遙かに未知のウイルスだった新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)と対峙するという極限下で彼は何を食べていたのか。またその経験は、コロナ禍において、どのように役に立っているのか――。 エバーグリーン代表 大邑政勝氏 亡くなった方からの最期のメッセージ ――本日は
インターネット黎明期の90年代後半にチャットで仲良くなった小学生の「れな」と「ひな」が、20年越しに再会を果たした。環境の変化で長らく疎遠になっていたものの、様々な偶然が重なり、ふたたび親友になった。 大人になった2人が、当時のエピソードとともに再会の喜びをツイッターで共有すると、「映画みたいな実話だ」「本当に良かった」と大きな反響を呼んでいる。 家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」が縁 主人公は、クサカアキラさんとmihoさん。 クサカさんは大阪市内のバーで働くかたわら、動画共有サイト「ニコニコ生放送」の配信や歌手活動をしている。mihoさんはメタルバンド「LOVEBITES(ラブバイツ)」のベーシストとして活躍する。 2人は約20年前、セガの家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」のチャットで知り合った。同機はネット通信用モデムを標準搭載し、ゲームはもちろん、ネットの閲覧、メール、グループチャ
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