インタビューとアニメ業界に関するskypenguinsのブックマーク (3)
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近年アニメ作品のエンドロールで女性スタッフの名を目にする機会が増えてきました。女性アニメーターの視点でみたアニメ業界とは――。﹁総作画監督制﹂﹁アニメの放送落ち﹂﹁今と昔の新人アニメーターの仕事量の違い﹂など、アニメ業界が抱える問題について現役女性アニメーターを取材しました。 取材に応じてくれたアニメーターの小谷杏子さん なぜ制作スケジュールがギリギリになるのか 取材に応じてくれたのは﹁機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ﹂2期や﹁黒子のバスケ﹂3rd seasonで作画監督、﹁Dance with Devils﹂で総作画監督など人気タイトルで活躍する小谷杏子さん。ゴールデンタイムのアニメから深夜アニメまで数々の作品に携わっている女性アニメーターです。 ――2016年からアニメ作品数本で制作が放送に間に合わないという問題がクローズアップされるようになりました 小谷‥そうですね。アニメーター
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−−2016年のアニメ界最大の話題は映画﹁君の名は。﹂でした。 試写会に呼んでいただいて、前情報なしで見させていただいたんですけど、割と圧倒されました。僕は現在﹁劇場版ソードアート・オンライン﹂を作っていますが、劇場作品として比べられるのは嫌だなと︵笑︶。 見終わって、興行収入200億円を超えるとは分からなかったですけど﹁売れるな﹂と思いました。 まず、若い人が見てもわかりやすい。新海イズムというよりもプロデューサーの川村元気イズムなんじゃないかなと思います。 深夜アニメ寄りのアニメーションって、高校で考えると、40人いるクラスで人気がない3人が、現実逃避したり、自己実現をさせるためのアイテムなのに﹁君の名は。﹂は残りの37人を巻き込んでいる。 リア充に向けた映画なんです。リア充がこぞって行ってしまったので、残りの3人は立つ瀬がない。くそっと思いながらも、見てしまう。 昨今、実写映画を含め
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2016年10月期のアニメ作品数本で、制作が放送に間に合わないという問題が起こっています︵関連記事︶。今回は多数のアニメ作品で作画監督を務めている現役アニメーターと、複数の制作進行さんに﹁現場の生の声﹂を聞き、なぜアニメの放送が落ちてしまうのか、今後どうすれば日本が誇るアニメコンテンツの未来と制作者を守れるのかを考えます。 数々の作品を生み出してきた石井さんの手 なぜアニメの放送が間に合わないのか インタビューのオファーを快く了承してくださったのは、アニメ﹁テニスの王子様﹂や﹁BLOOD+﹂などの作品で総作画監督を務めている石井明治さん。業界歴は30年を超えており、アニメ業界で知らぬ者はいないといわれるアニメーターです。 そして今回は制作側からも意見もお伺いするため、業界歴10年の制作進行さん︵匿名希望︶も取材に同席してくださいました。 ――早速ですが、アニメの放送はなぜ落ちてしまうのでし
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