こんにちは。ソリューションアーキテクトの渡邊です。 IoTでTLSを使った通信を行う場合によく﹁運用が大変﹂と言われます。デジサート・ジャパンのレポート﹁2021年 PKI自動化に関する現状調査﹂によると、標準的な企業では現在、50,000 以上の証明書を管理しているとのことです。通信をセキュアにしたいだけなのに、どうしてこのような運用の手間が増えてしまうのでしょうか。 IoTの﹁つなぐ﹂を簡単にするサービスを提供している SORACOM では、IoT向けの通信をより簡単にセキュアにするためのアプリケーションサービスも提供しています。 そこで本ブログでは、IoT機器でTLS通信を行う際に求められる﹁運用の手間﹂を明らかにし、SORACOM のアプリケーションサービスを使った場合の﹁簡単さ﹂について改めてご紹介できればと思います。 なお、TLS通信のそもそもの仕組みや手順については、本ブログ