https://contrib.rocks はGitHubのAPIから取得したコントリビューター情報からSVG画像を生成している。これまでは SVG.js を使ったTypeScriptでの実装だったが、興味本位でRustで実装したものをWebAssembly(wasm)として実行するようにしたところ、パフォーマンスが顕著に向上したためそのまま採用することにした。 Rustもwasmもまともに触ったのは今回がはじめてだったため、実装には洗練する余地が多分にあるだろうが、この記事ではとりあえず作業の記録を書き残す。NxワークスペースにRustをセットアップするまずはじめに、Nxのワークスペース内でRustの開発環境を整えた。Cargoにもワークスペース機能があり、複数のプロジェクトの依存関係解決を集約できる。 ドキュメントに従い、ワークスペースのルートディレクトリに Cargo.toml を
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