改定版GNU General Public License︵GPL︶の第2ドラフトがリリースされたが、GPLを基盤とする、世界で最も有名なソフトウェアプロジェクトを創設し率いてきたLinus Torvalds氏は、依然としてその利点を疑問視している。 Torvalds氏が懸念しているのは、GPLバージョン3︵GPLv3︶の第2ドラフトに規定されているデジタル権利管理︵DRM︶技術に関する条項だ。DRMとは、コンピュータ上でのソフトウェアの稼働方法や、映画や音楽などのコンテンツの提供方法を管理する技術だ。 GPLバージョン2は、ソースコードを修正した人に、その修正の公開を義務付ける協定だったのに対し、GPLv3の第2ドラフトでは内容が大幅に拡充されているとTorvalds 氏は指摘する。GPLは、オープンソースソフトウェアの使用方法を規定するライセンスとして広く利用されている。 Torval
![トーバルズ氏、GPLバージョン3の第2ドラフトを批判 - CNET Japan](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2e7e8148382fd7b3dec79b2c199e08ace74193a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fmedia%2Fc%2F2012%2Fimages%2Flogo%2Flogo_ogp_1200.png)