堺市消防局は16日、西消防署臨海分署に配備されている消防艇﹁茅海︵ぼうかい︶﹂の給油口に署員が誤って水を入れ、エンジンを故障させたと発表した。 手洗い用の水を入れる給水口と間違えたという。﹁単純ミスで市民の理解を得られない﹂として、修理費約2260万円について、西消防署員約110人全員での弁済を検討するという。 発表によると、2月5日の始業前点検で、40歳代の男性消防士長が誤って水道ホースを給油口につなぎ、エンジンをかけたまま水約800リットルを注入。約15分後にエンジンが停止してミスに気付いた。 給水口は約1メートル離れ、蓋の色は青で、赤の給油口と目視で識別できるようになっていた。指さし確認をすることになっているが、消防士長は怠ったという。
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