JRや阪急電鉄、阪神電鉄など6路線が乗り入れる神戸市・三宮中心部の再開発をめぐり、久元喜造︵ひさもときぞう︶市長は、高層タワーマンションの建設を規制する方針を明らかにした。各都市が住民の囲い込みに躍起となるなか、三宮の駅周辺には原則として居住エリアをつくらないという。﹁神戸を大阪のベッドタウンにしない﹂と述べ、商業施設やオフィスを集める考えだ。 朝日新聞のインタビュー取材に応じた。三宮は複数の鉄道路線が集まるだけに大阪方面へ通勤・通学する人たちも多く、駅周辺での﹁タワマン﹂のニーズは高いとされる。だが、市長は﹁駅前にタワマンを林立させて人口を増やす政策はとらない﹂と語り、駅の周囲500メートル程度には居住エリアをなるべくつくらないようにする。投資目的のマンション売買を避けるとともに、あくまで商業施設の誘致などでにぎわいを生み出したい考えだ。かりにマンションを中心部につくる場合は﹁居住部分の
![神戸市長「三宮でのタワマン建設を規制する」:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c28684afcefe41143684c74d1247ee091b109f95/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20180627004913_comm.jpg)