![Apple M4チップはArm SEM命令のサポートにより、物体検出など一部の機械学習ワークロードがApple M2の1.5~2倍となっているもよう。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a508a858b1f0f49f4ad344cb48cd3441fb849f3f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fapplech2.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F05%2FApple-M4-vs-M3-2-1-Geekbench-Single-Core-Hero.jpg)
従来から、「ARMはx86より(電力的に)効率的だ」という言説があります。これは単純に「ARMは省電力なスマホ向けで、x86は電力を食うPC向け」程度のアバウトなイメージのこともありますし、前世紀のRISC vs CISC論争のころからある「ARMはx86 (x64を含む)に比べ命令セットがシンプルなので、命令デコードにかかる電力が少なくて済んで効率的」という議論の形をとることもあります。 この議論については、半導体エンジニアの多くは「ARMがx86 より効率が良いというのは、もはや過去の神話」(in today’s age it is a very dead argument)という認識を共有していると言っていいでしょう。有名なところではApple CPU (ARM)とZen (x86)の両方を開発したジム・ケラー氏のインタビューでも言われていますし、Chips and Cheeseとい
アップルが用いるCPUの設計図を提供するのは、ソフトバンクグループ傘下の英アームグループだ。M1以降、アップルは自社製品により適したチップの開発を強化した。それに基づき、TSMC(台湾積体電路製造)が回路線幅3ナノメートル(ナノメートルは10億分の1メートル)などのラインでチップを製造する。製造面でもインテルは需要を逃がした。 インテルの顧客は、設計面でライバルに変わった。かつての顧客がライバル企業に変身するのである。逆に、それまで取引がなかった企業から受託製造が舞い込む。半導体産業界での役割は大きく変化している。半導体メーカーは常に高いシェアを維持して、先端、次世代のチップ製造だけに集中すればよいとは言えなくなった。 インテルのチップでは満足できなくなっている そうした変化に対応するために、ラピダスをはじめわが国の半導体産業は、有力な半導体関連企業とアライアンスを組み、変化に対応するため
Qualcommの「Snapdragon 8cx Gen 4」あるいは「Hamoa」というコードネームで呼ばれているチップは、Arm版Windows 11向けに開発されている次世代プロセッサといわれています。このSnapdragon 8cx Gen 4のベンチマーク結果が公開されていると報じられています。 Windows 11's Snapdragon 8cx Gen 4 CPU rises to Apple M2 level in multi-core https://www.windowslatest.com/2023/10/22/windows-11s-snapdragon-8cx-gen-4-cpu-rises-to-apple-m2-level-in-multi-core/ ベンチマークソフトはGeekbench 5で、「Qualcomm CRD」という名前でCPUのシングルコア
ソフトバンク傘下のArmは、モバイルチップアーキテクチャのライセンス供与において、世界で非常に高いシェアを占めています。AppleもiPhone、iPad、Mac用のカスタムチップの設計にArmの技術を使用していますが、今回両社間で2040年以降のチップ技術に関する新たな契約が結ばれたことが明らかになりました。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. ArmがAppleと2040年以降の長期契約を結んだことが明らかになった。 2. Armの新規株式公開に関する書類の中で契約の存在が判明。 3. Armはその省電力デザインにより昨今のモバイル端末に欠かせないものとなっている。 新規株式公開に関する書類の中に記述が発見 AppleとArmとの新たな長年の協力関係について記されていたのは、5日に提出されたArmの新規株式公開(IPO)に関する書類の中においてです。 当社はAppleと2040年
“iPodの父”として知られるトニー・ファデル氏が、チップ設計企業であるARMの役員として新たに就任したことが分かりました。 ARMとの長い関わりをアピール 元Apple副社長であるトニー・ファデル氏は、現在Appleとは直接的な関わりを持っていないものの、iPod成功の立役者としてその名を広く知られています。 そんな彼がARMの役員の一人として、社外取締役に就任したことが同社から発表されました。ファデル氏自身も「30年以上に渡って、ARMの技術に関わってきた」立場であることを強調、「ARMなしではiPodやiPhone、Nest(ファデル氏が創設したスマートホーム企業でAlphabetが買収済)を作ることはできなかった」と色気たっぷりに語りました。 After working with @arm technology for 30+ years, I am thrilled to ann
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