UIとLisaに関するsotokichiのブックマーク (2)
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LisaとMacがパソコンの画面に﹁デスクトップメタファー﹂を導入し、それが以後のGUIの手本になった。これは要するに、コンピューターで行う作業をそれまで紙とペンで行われていた卓上作業に還元する試みである。人が机に向かって行う作業は一般的に手紙を書く、データを集計する、絵を描くなど、まとめて言えば書類の作成であるといえる。 最初に登場したLisaでは、後のMacよりもこのメタファーが徹底していた。卓上にあるのは書類と、道具とフォルダーであって﹁ファイル﹂でも﹁アプリケーション﹂でも﹁ディレクトリ﹂でもない。Lisaでの通常の作業は﹁アプリケーションを立ち上げ、新規書類を作成する﹂という手順ではない。書類綴りのアイコンをダブルクリック、もしくはメニューの﹁ステーショナリーから千切る﹂を行うと、単品の書類アイコンが出現する。それをダブルクリックすることでその書類を編集するウィンドウが開く。テキ
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GUI︵グラフィカルユーザーインターフェース︶を採用したパーソナルコンピューターとして、もっとも有名なのはApple Computer︵後にAppleへ社名変更︶Macintosh︵マッキントッシュ︶ですが、GUIを最初に同コンピューターへ持ち込んだのは、同社のLisa︵リサ︶です。初代Macintoshは1984年1月24日にデビューしましたが、Lisaが世に登場したのは1983年1月19日。ちょうど一年前でした。 そもそもLisaの開発は1978年からと言われていますが、それを裏付ける資料は今回発見することはできませんでした。その一方で明確なのは1979年頃の同社で行われていたプロジェクト資料。屋台骨となったAppleIIの後継機種と、技術的な妥協をしない高性能なパーソナルコンピューター、そして低コストのコンピューターと三つの開発プロジェクトが進行中でした。この二つ目に当たるのが今回
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