ベストセラー﹃思考の整理学﹄の著者である外山滋比古さんは、94歳となったいまでも広い分野で研究を続けている。﹁40代からの知的生活術﹂について聞いたところ、外山さんは﹁本の知識が役立つのは30代まで。40歳を過ぎたら本に頼らず、自分で考えることが必要です﹂といいます。その理由とは――。 ※本稿は、﹁プレジデント﹂︵2017年10月2日号︶の掲載記事を再編集したものです。 もっと自然に、楽しく、面白く生きることを考えよう ――若いときも将来のことを考えると不安でしたが、中年になっても相変わらず不安です。むしろ日々の仕事に加え、家のローンや、教育費、親の介護などリアルな問題が山積みで知的生活どころじゃない。でも、前向きに新しいことに挑戦していく意欲は必要ですよね? 挑戦だとか、そんな大袈裟なことしなくてもいいんです。そうじゃなくて、納得のいくことをきちんとやる。﹁偉くなる﹂だとか、﹁金が貯まる
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