自民党の永岡桂子氏と衆院茨城7区の首長8人が並んだポスター=茨城県境町長井戸で2021年10月10日、小林杏花撮影 事実上の選挙戦が始まった衆院選。茨城7区では風変わりなポスターが注目を集めている。9人の男女が写る﹁9連ポスター﹂。自民党前職の永岡桂子氏︵67︶を中心に、選挙区内全8首長が勢ぞろいした。かつて首相候補とも目された立憲民主党前職、中村喜四郎元建設相︵72︶の陣営からはため息が漏れる。いったい何が起こっているのか。 永岡氏の陣営によると、ポスターは今年3月下旬から茨城県南西部の結城市や境町などで約1500枚、自民党広報板に張ったという。演説会を告知する政党活動ポスターで、市町長は弁士の扱い。中村氏の陣営幹部は﹁﹃中村はひとりぼっちだよ﹄とアピールしている。こんなことは今まで無かった﹂と嘆息する。
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