![日本が再び世界最多の新型コロナ感染者数に マスクに感染予防効果はあるのか?(忽那賢志) - エキスパート - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/03574be225437db1477b995dc7ba0b2243ef29f8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fkutsunasatoshi%2F00323662%2Ftitle-1668315303419.jpeg%3Fexp%3D10800)
今年のはオーストラリアで新型コロナとインフルエンザの同時流行がみられました。 これらのウイルス性呼吸器感染症について「同時に感染したらどうなるの?」と周りの方によく聞かれるのですが、そもそも同時感染は起こり得るのでしょうか?同時感染するとしたら重症化しやすくなるのでしょうか? ウイルス干渉とは?複数の呼吸器系ウイルスが同時に流行している時期に、人が同時に、あるいは連続してウイルスに感染することでお互いの感染に影響を与えることがあります。 例えば、新型コロナウイルスに感染した人が、その後にインフルエンザに感染すると、新型コロナウイルス感染症の経過がインフルエンザウイルスによる影響を受けるということです。 これは「ウイルス干渉(Viral Interference)」と呼ばれ、1960年代から複数のウイルス間の相互作用について研究されています。 例えば、あるウイルスに感染すると一時的に自然免疫
東京都は27日、「XBB」と呼ばれるタイプの新型コロナのオミクロン株の新たな変異ウイルスが、都内で初めて確認されたと発表しました。 都は27日、モニタリング会議で新型コロナのオミクロン株のうちの複数のタイプのウイルスが組み合わさった「XBB」と呼ばれるタイプの新たな変異ウイルスが6件確認されたと発表しました。 都によりますと「XBB」は10月17日時点で検疫で7件検出されていましたが、都内での確認は初めてだということです。 「XBB」はシンガポールなどで感染が広がっているウイルスで、シンガポールでは先月中旬には感染者全体の17.3%だったのが、10月中旬には60.7%を占めているということです。 一方、重症度については現時点で分かっていないということです。 都内の変異株の発生状況を調べる東京iCDCの賀来満夫所長は「シンガポールなどで局所的に増加しているものの、世界的に優勢となる兆候は見ら
回答:よほどの理由がない限りは、接種することをお勧めします 日本で承認されているmRNAワクチンには、新型コロナウイルスへの感染・発症・重症化・死亡リスクを大幅に減らす効果が確認されています。実際に新型コロナウイルス感染症に罹ってしまうよりも、はるかに小さなリスクで免疫を獲得できます。 そのため、よほどの理由がない限りは、順番が回ってきた時点で接種することをお勧めします(ワクチン接種は自分だけでなく、自分の周りの人を守るという意義もあります)。 ※この記事内容は接種を強制するものではありません。接種するかどうかは個人の判断に委ねられますが、デマや事実誤認をもとに判断してしまうことがないよう、薬局でも行っている情報提供や対応を文書化したものです。 ※非常に長いので、「ページ内検索」や「Ctrl+F」の機能で不妊や後遺症、心筋炎、デルタ株、オミクロン株、ブースター接種といった気になる単語を検索
今年はインフルエンザと新型コロナの同時流行が懸念されています。 これら2つの感染症の症状、重症化リスクはどう違うのでしょうか? また同時流行を防ぐために私達にできることは何でしょうか。 新型コロナとインフルエンザ、潜伏期の違い従来の新型コロナウイルス、オミクロン株、インフルエンザウイルスの潜伏期の違い(筆者作成) 潜伏期とは、ある病原体に感染してから、何らかの症状が出るまでの期間を言います。 新型コロナの潜伏期は流行初期では約5日と言われていました。 しかし、様々な変異株が出現して以降、だんだんと潜伏期は短くなってきています。 オミクロン株では潜伏期が約3日になっており、インフルエンザの潜伏期の約2日よりもまだ1日ほど長いものの、だんだんと近づいてきています。 新型コロナとインフルエンザ、症状の違い新型コロナとインフルエンザに共通した症状(筆者作成) 流行初期の新型コロナは、嗅覚異常・味覚
新型コロナ オミクロン株 BA.1とBA.5対応 ワクチンは選べる? 2022年10月13日 19時31分 新型コロナウイルス 新型コロナウイルスのオミクロン株のうち、感染の主流になっている「BA.5」に対応するワクチンの接種が開始されました。 厚生労働省はすでに接種が始まっている「BA.1」対応ワクチンと「BA.5」対応ワクチンとで、合わせて8000万人分のワクチンを年末までに配送する計画です。 今後、自治体ごとに2つのワクチンの接種が進められることになりますが、私たちが接種するときにワクチンを選ぶことができるのでしょうか? 疑問点をQ&A方式でまとめました。 Q.2つのワクチン接種はどう進められる? 厚生労働省は2つのワクチンの扱いについて、自治体に対し次のように説明しています。 まず、接種会場に「BA.5」対応ワクチンが配送された際に「BA.1」対応ワクチンが残っている場合について、
9月20日からオミクロン株対応ワクチンの接種が開始されました。また10月からはインフルエンザワクチンの接種が開始されます。 今シーズン、それぞれのワクチン接種の意義についてどのように考えればよいのでしょうか? 新型コロナは毎年冬に流行っている2020年から2022年にかけての冬の新型コロナの流行状況(厚生労働省資料より) 新型コロナウイルスは「気温が低いほど、湿度が低いほど広がりやすい」という性質があります。 このため、夏よりも冬の方が流行りやすいと考えられています。 新型コロナの流行が始まって以降、これまでも冬に感染者の増加が見られました。 現在第7波のピークは超えて新規感染者は減少傾向にありますが、今年も冬に新型コロナが流行る可能性は高いと考えられます。 オミクロン株対応ワクチンの作用機序(フィンランド保健福祉研究所の資料より筆者作成) 9月20日からオミクロン株対応ワクチンの接種が開
WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長が「パンデミックの終わりが視野に入ってきた」という発言をして注目を浴びています。 その発言の元となった根拠や意図はどこにあるのでしょうか。 そして今後、私たちはどのような心構えで新型コロナと向き合っていけばよいのでしょうか。 世界での新型コロナによる死亡者数が2020年3月以来の低水準に世界における新型コロナの新規感染者数と死亡者数の推移(WHO. Weekly epidemiological update on COVID-19 - 14 September 2022) 2019年12月末から始まった新型コロナの流行は、すでに3年目を迎えています。 この間に世界での新規感染者数は何度かの大きな流行の波を形成してきました。特にオミクロン株が世界中に広がった2021年12月から2022年1月〜2月にかけては過去最大の新規感染者数となりました。 一方で、
2022年9月7日から、新型コロナ患者の療養期間が短縮されました。 短縮された療養期間は安全なのでしょうか?また短縮された療養期間から明けた人はどのようなことに気をつければ良いのでしょうか? 9月7日から療養期間が短縮に有症状者および無症状者の療養期間(筆者作成) 9月7日からの療養期間は以下のようになります。 有症状者:発症日を「0日」として、7日間経過し、かつ、症状軽快後 24 時間経過した場合には8日目から療養解除 無症状者:検体採取日を「0日」として、7日間を経過した場合に8日目に療養解除(これまでと変わらず)。ただし、5日目の検査キットによる検査で陰性だった場合は、5日間経過後(6日目)に療養解除 日本ではこれまでに2000万人の人が新型コロナに感染しており、第7波だけでも1000万人が感染しています。 政府は社会機能を維持するために濃厚接触者の待機期間の短縮に続いて、療養期間に
当初10月以降とされていたオミクロン株対応ワクチンですが、高齢者など4回目接種対象者については9月中旬に接種開始が前倒しされることになりました。 オミクロン株対応ワクチンについて現時点で分かっていること、分かっていないことについてまとめました。 オミクロン株対応ワクチンって何?オミクロン株対応ワクチンの作用機序(フィンランド保健福祉研究所の資料より筆者作成) オミクロン株対応ワクチンは、名前の通りオミクロン株にも効果が期待されるワクチンです。 従来のmRNAワクチンは、野生株(流行初期の新型コロナウイルス)のスパイク蛋白を細胞内で作り出し、これに対して免疫が作られることで新型コロナウイルスの感染や重症化を防いでいました。 しかし、オミクロン株はこれまでの新型コロナウイルスから大きく変異したため、従来のmRNAワクチンでは感染を防ぐことが難しくなっていました(一方、重症化を防ぐ効果はオミクロ
オミクロン株対応ワクチンの最新情報については、こちらをご参照ください。 以下の記事は、過去の情報を参考にしたもので情報が古くなっている点にご注意ください。 「オミクロン株対応ワクチン」は、名前の通りオミクロン株に対しても感染予防効果が期待されているワクチンです。 オミクロン株対応ワクチンが必要となっている背景は何でしょうか? 今あるワクチンは接種せずに、秋以降に接種可能となる予定のオミクロン株対応ワクチンを待った方が良いのでしょうか? なぜオミクロン株対応ワクチンが必要なのか?野生株とオミクロン株(https://doi.org/10.1016/j.chom.2022.07.006を元に筆者作成) そもそもなぜオミクロン株対応ワクチンが開発されたのでしょうか? それは、オミクロン株が、最初に出現した頃の新型コロナウイルス(野生株)と比べて、スパイク蛋白に非常に多くの変異を持つためです。 ス
日本国内での新型コロナの流行が過去最大規模になっています。 第7波の主流であるBA.5に感染した人の症状の頻度や、重症化する頻度、そのタイミングなどについて、多くのことが分かってきました。 第7波はオミクロン株亜系統BA.5が主流新型コロナウイルスの進化(doi: https://doi.org/10.1038/d41586-022-02154-4を元に筆者加筆) 新型コロナウイルスは変異を繰り返しており、これまでに様々な変異株が出現してきました。 2021年4月からの第4波以降は、特定の変異株が主流となって流行を起こしています。 第4波はアルファ株、第5波はデルタ株、第6波はオミクロン株BA.1、そして現在の第7波はオミクロン株BA.5が主流となっています。 BA.5は2021年11月に出現したオミクロン株から分岐した変異株であり、感染力が強く、ワクチンを接種した人や、過去に新型コロナに
新型コロナの新規感染者数が急激に増加しており、1日当たりの新規感染者数は18万人を超えています。 そんな中、政府は「行動制限は考えていない」と繰り返し発言しています。 まん延防止等重点措置や緊急事態宣言などの行動制限なしに、私たちは過去最大規模の流行を乗り越えることができるのでしょうか。 新規感染者数は過去最高を更新し続けている新型コロナの新規感染者数と死亡者数の推移(Yahoo!JAPAN 新型コロナウイルス感染症まとめより) 日本国内における新型コロナの新規感染者数は爆発的に増加しており、7月21日には全国で1日に18万人を超える感染者が報告されています。 この感染者数の急激な増加の背景には、 ・ワクチン接種後の時間経過による集団としての感染予防効果の低下 ・行動制限緩和による人流の増加 ・酷暑に伴うエアコンの使用による換気の低下 ・オミクロン株の亜系統BA.5の拡大 などがあると考え
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