将棋と読み物に関するstealthinuのブックマーク (4)
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藤井聡太棋聖が瞬く間に二冠、そして八段となり、世間は大きく湧いている。 けれど、ここでは、番勝負で敗れた木村一基九段の話をさせてください。 悲願は実る将棋ファンをやっていて一番辛かった瞬間は、と問われれば、2016年の第57期王位戦七番勝負第7局を挙げる。このシリーズ、通算6回目のタイトル戦挑戦となった木村一基八段︵当時︶が、羽生善治王位を相手に3勝2敗と先行し、悲願の初タイトルに王手をかけていた。しかし、第6局、第7局と木村は連敗する。またしても、悲願の初タイトル獲得はならなかった。これで木村は、あと1つでタイトル、というところで8連敗を喫した。あと一つは、どこまでも遠い。 いつもは負けた後も気丈に振る舞う木村だが、この日は様子が違った。記者の質問に言葉が詰まる。言葉が、出ない。結局、言葉を発さないまま、木村は右手を小さく振って質問をさえぎった。8度目の正直。期するものはどれだけだったか
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※深夜に書きました。気持ち悪いです。なるべく夜に読んでください。 王座戦二次予選で藤井猛先生と対局が決まりました。 B2以上の先生とは数えるほどしか対局していないですし、持ち時間5時間以上の棋戦では初めての事です。そしてその相手が藤井先生。 と考えると、物凄く運がいいですね。デビューから1年半になろうとしていますが、思ったより早かった。 率直に言って、﹁持ってる﹂と思います。あはは。 かなり嬉しいんですよね。噛み殺しています。 色んな所でチラホラお話させていただいてるんですが、この機会にnoteを書いてみたいと思います。 僕は小学生の頃、将棋世界を隅から隅まで読む将棋少年だった。 勉強しなさいと買ってもらった将棋年鑑も、棋譜はあまり並べずに後ろの棋士プロフィールから読んだ。 周りのライバルに比べて勉強熱心では無かったけれど、棋士の先生方のエピソードには一番詳しかったと思う。それくらいプロ棋
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藤井聡太の七段昇段の一番が今日5月18日、関西将棋会館で行われている。残念ながら今回のコラムで、私は全国の藤井聡太ファンを敵にまわさなければならない。なぜなら、七段昇段をかけた対局で、相手が勝つことを祈っているからだ。 藤井聡太の対局相手の名は﹁船江恒平﹂。私と井上門下で兄弟弟子だった男である。 橋本長道 1984年生まれの小説家、ライター、将棋講師、元奨励会員。神戸大学経済学部卒。著書に﹃サラの柔らかな香車﹄﹃サラは銀の涙を探しに﹄︵いずれも集英社刊︶。 連載‥﹁15年後の感想戦﹂ 藤井聡太キラー・井上一門 井上慶太九段とその弟子達からなる﹁井上一門﹂が、藤井聡太に勝ちまくっている――ということが最近話題になっている。以下で井上一門VS藤井聡太の対戦成績を見てみることにしよう。 藤井聡太の井上一門との対局結果 ●菅井竜也七段 王将戦︵2017年8月4日︶ ●稲葉陽八段 NHK杯︵2017
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チャンスを得た三浦、リードを狙う 先制攻撃をかけることを、将棋用語で﹁仕掛ける﹂という。電王戦第5局は序盤戦を得意の展開に持ち込んだ三浦弘行八段が、いつ、どう仕掛けるかに注目が集まっていた。 だが、先に仕掛けたのはGPS将棋のほうだった。 ﹁変な手、来たね……﹂ 控え室で戦況を見守る棋士たちから、戸惑いの声が上がる。それは、見るからに違和感がある仕掛けだった。プロでなくても将棋を熱心に学んだことがある者なら、このような仕掛けはうまく行かないと直観的に捨ててしまう類の手順だ。 終盤戦での、玉が詰むかどうかという読みでは、人間はすでにコンピュータの敵ではない。目的が明確なときの演算能力こそコンピュータの最大の強みだ。 しかし、まだ目的が漠然としていて読みを絞れない序盤から中盤にかけては、人間にアドバンテージがあるとされている。経験によって培われた直観、すなわち大局観が、考え方の方向を教えてくれ
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