フランスの作家サン=テグジュペリの童話﹃星の王子さま﹄が商標権争いのため、韓国の書店から続々と消えるという異例の事態になっている。 韓国最大の書店・教保文庫は13日、﹁“﹃星の王子さま﹄の挿し絵と題名は商標登録されている”という通告を、サン=テグジュペリ遺族財団SOGEXの韓国側エージェントを務めるGLIコンサルティング︵チョ・グィヨン代表︶から先月受けた。よって、法的紛争の火種を消すため、問題になる余地のある本を出版社に返品している﹂と発表した。 教保文庫では﹁商標権を理由に図書を大量に返品したのはこれが初めて。語学教材まで合わせると100種類以上にもなる﹃星の王子さま﹄を返品するのに1週間以上かかった﹂と話している。さらに永豊文庫などほかの大型書店でも﹃星の王子さま﹄を店頭から撤去していることが確認されている。 GLIコンサルティングは先月、各書店に﹁﹃星の王子さま﹄不法出版物流