︻ソウル=牧野愛博︼北朝鮮のウェブサイト﹁わが民族同士﹂が8月から、インターネット上でつぶやく﹁ツイッター﹂による情報提供を始めた。韓国政府が同国内からの接続を遮断したところ、同サイトは1日、﹁南朝鮮︵韓国︶人民の知る権利が侵害されている﹂と非難した。 このアカウントの現在地は﹁平壌﹂とされ、主に韓国や米国を非難する北朝鮮公式メディアの主張をつぶやいている。フォローする人は1日現在、約1万500人。動画投稿サイト﹁ユーチューブ﹂へのアップロードも始めたが、韓国政府はこれらが国家保安法に触れると判断、韓国内で閲覧できない措置を取った。 これに対し、﹁わが民族同士﹂は1日付の論評で、﹁インターネットによる意思交換は一つの流れ﹂とし、﹁共和国︵北朝鮮︶のものなら何でも否定する。無知な妄動だ﹂と決めつけた。 ただ、実際には北朝鮮国内でも閲覧が制限されているとみられる。米国務省のクローリー次官