韓国でもいち早くサービスが始まり、活況を呈している携帯電話向けの音楽配信や着メロのサービス。しかし、そんな携帯電話向けの音楽市場が危機に直面している。音楽配信による収益の分配率を巡って、韓国の音楽業界や関連団体と、携帯キャリアが対立中なのだ。音源供給の停止も辞さない音楽業界側と、利益を損なわない程度の分配率で事態を収拾したいキャリアが合意する日は来るのだろうか。 ﹁音源供給中断﹂宣言5月27日、30人以上の有名アーティストと音楽製作会社が記者会見を開き、携帯向けの音源供給を中断するという衝撃的な宣言を行った。 300以上の音楽製作社が所属している韓国演芸製作者協会は、それまでにもキャリア3社と音源に関する収益分配の条件について交渉を続けていた。音楽製作者の収益分配率は、現在売り上げ高の25%となっているが、同協会はそれを45%にまで引き上げるよう要求している。27日以前に行われていた3
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