経済と思想に関するstyle_blueのブックマーク (2)
-
ちょっと気が向いて、若き日のエンゲルスのルポを訳してみた。訳出したところは前置きで、おもしろいのはこの次の﹁大都市﹂の章。でもここまでの章も、エンゲルスが産業革命にすっごい興奮しているのがよくわかっておもしろいところ。エンゲルス自身が若書きだと言っているので、若々しくしてみた。 イギリスにおける労働階級の状態 (pdf 671kb) 次の章はおもしろいのでこのまま進める予定で、その後は、まあ気が向けば、ですな。エンゲルスは理論家としてはアレながらイデオローグとして優秀だったらしいけれど、ルポライターとしてもお見事です。 当然邦訳あるけど、もちろん一切見てません。 付記︵2015.6.13) だれも見てないだろうが、本文が終わり、後記とかその後の序文とかに突入しております。 山形浩生の﹁経済のトリセツ﹂by山形浩生 Hiroo Yamagata is licensed under a C
-
2012/1/2310:6 ﹁一般意志2.0﹂実装の鍵はデータベース、ではない? 飯田泰之 ■﹁一般意志﹂はすでに実現している? 東浩紀氏の﹃一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル﹄︵以下﹃2.0﹄︶はルソーの政治・社会思想に現代的な拡張を施すことで、新たな民主主義を構想する快著である。 未読の方のために説明を加えておくと、東氏の解釈によればルソーは﹃社会契約論﹄において、個々人の思考と嗜好を﹁特殊意思﹂と位置づけ、その特殊意思を単純に足し合わせたものを﹁全体意思﹂と名付けた。そして、互いに相反する特殊意思を、その際を保ちながら折り合いをつけたもの︵ヘーゲル流に言うならば止揚したもの︶が﹁一般意志﹂ということになる。 一般意志の全体意思に対する優位性は、﹃2.0﹄の冒頭に掲げられた、 ﹁熟議もなければ選挙もない、政局も談合もない、そもそも有権者達が不必要なコミュニケーションを行わない、
-
1