全米選手権で9039点の世界記録を叩き出した時のイートン。ロンドン五輪での世界記録更新をたずねられ、「準備はできている」とコメント。 陸上競技においては、最近、オリンピックで世界記録が出ることはほとんどない。出るとすれば女子の3000m障害や棒高跳びといった歴史の浅い種目だ。北京五輪におけるウサイン・ボルトのように、男子100m、200mといった伝統種目で世界記録を出したのは例外に属する。これは記録のレベルが高くなったこともあるが、オリンピックでは、何より勝つことが優先され、中長距離や跳躍種目で、あえて記録を狙う選手が少ないことも理由の一つだ。 しかしロンドン五輪では、世界記録を出して金メダルを獲る可能性の高い選手がいる。10種競技の米国代表、アシュトン・イートンだ。'11年世界選手権で銀メダルだった24歳。今年6月の全米選手権・ロンドン五輪代表選考会で、ロマン・シェブルレ(チェコ)が保持
ソフトボールの選手がプロ野球の選手へ。 現時点でそれはファンタジーの世界の話だといわざるをえない。過去の記録を辿ってみても他競技からのプロ球界入りは大成した例がない。 100m走、槍投げ、レスリング……。 そのうち1軍公式戦に出場したのは1968年に100m走から転向した飯島秀雄(元東京オリオンズ)とレスリングから転向した桂本和夫のふたりだけだ。飯島はプロ3年間で通算117試合の出場を果たすも打席に立った経験は一度もなく、完全な代走要員として起用され3年後には球界を去った。桂本もプロ4年間で出場したのはわずか9試合。プロ初安打をあげた1958年のシーズンにはなぜかレスリングに復帰し東京アジア大会で優勝を収めている。これを成功と呼べるかどうか……。 今年のドラフト会議で北海道日本ハムがソフトボール出身の大嶋匠を指名した際も、「またか……」という思いが先に来た。 ドラフト下位指名での話題稼ぎ、
津田敏一日本ハム球団社長が菅野の指名権獲得を確認した瞬間。「スカウティングと育成で勝ち続けるのが、ウチのモットー」と胸を張った津田社長 本当にそうだろうか。 先日のドラフト会議で、日本ハムが東海大の菅野智之を先方に何の断りもなく指名したことについて、一部の関係者が「失礼だ」と憤慨しているという。 しかし、指名する場合、事前に監督等に連絡を入れるのは「礼儀」ではない。あくまで球界の単なる「慣習」だ。 どのような展開になるのかもわからないのに、指名するであろう選手にいちいち連絡を入れていたのではキリがない。おそらく今年も、何の連絡もないままに指名を受けた選手は菅野だけではないだろう。 そもそも日本ハムでは、ドラフト当日まで、誰を指名するかを知っているのはGMを始めとするほんの数名の幹部だけだ。 日本ハムのスカウト、岩井隆之が明かす。 「僕は横浜でもスカウトをしていたんですけど、日本ハムにきてび
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