クラウド化・モバイル化に乗り遅れ、GAFAに敗北 マイクロソフトはコロナ禍の中で株式市場に高く評価された企業の筆頭でもあります。時価総額は1兆9000億ドルを超え、アップルなどと時価総額の世界トップ争いを繰り広げています。業績も好調です。その主たる要因はクラウド事業です。 マイクロソフトといえば、PCのOS︵基本ソフト︶で圧倒的なシェアを獲得している﹁ウィンドウズ﹂の会社であり、﹁IT業界の盟主﹂である。そんなイメージを長年変わらずお持ちの方も多いかもしれません。 しかし、ほんの数年前までマイクロソフトは停滞期にありました。ウィンドウズやワード、エクセル、パワーポイントなど、ビジネス向けのアプリケーションをまとめたパッケージソフト﹁Office﹂を収益の柱として成長を続ける一方で、モバイル化、クラウド化という技術革新の波に乗り遅れ、GAFAの台頭を許したのです。 マイクロソフトはGAFAの
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