![「日本の研究はもはやワールドクラスではない」と科学誌のNatureが指摘](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8eff1aa6433ffaec088f0e0f6059803b68251818/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2023%2F10%2F26%2Fjapanese-research-no-longer-world-class%2F00_m.jpg)
過去20億年の間、地球の各大陸は互いに衝突し、2億~6億年周期で超大陸を形成してきた。これは「超大陸サイクル」として知られている。つまり、現在の各大陸は、数億年以内に再び合体するはずなのだ。 これによって新たに形成される超大陸は、すでに「パンゲア・プロキシマ」という名前がついている。2億年前に存在したパンゲア大陸にそっくりな陸塊だ。過去のパンゲアと同様に、パンゲア・プロキシマも、動植物が生息しない広大な砂漠に覆われる。だが最新の研究によると、生き残るのにより一層厳しい環境になるという。 英ブリストル大学の研究者らが率いる国際チームは、史上初のスーパーコンピュータによるパンゲア・プロキシマの気候モデルを発表した。世界の大陸が最終的に合体し、高温で乾燥した、大部分が居住に不適な1つの陸塊を形成することで、気候の過酷さが劇的に増大する過程を実証している。 太陽が今より明るくなり、より多くのエネル
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の生物学者がアメフラシを用いた実験で、ある個体の記憶を別の個体へ移植することに成功したと発表しました。 研究者のDavid Glanzman氏 被検体はカリフォルニア近海に生息するジャンボアメフラシ。まず1つの個体に、軽度の電気ショックを定期的に与える訓練を行いました。その結果、被検体はショックへ敏感に。触れられただけで50秒ほど収縮するようになりました。 次に、訓練した個体からRNA(リボ核酸)を取り出し、異なる7つの個体へ注入。すると、これらは訓練を受けていないにもかかわらず、ショックを受けた際に40秒ほど収縮するようになりました。この結果に、研究者は「記憶を移したようなものだ」と述べています。 研究対象となったRNAは、生物の成長や病気に影響する、細胞のさまざまな機能の制御に関わるものとみられています。研究チームによると、アメフラシの神経細
ドイツのマックス・プランク研究所で、核融合炉「ヴェンデルシュタイン(Wendelstein) 7-X」の初実験が行われ、ヘリウムを用いてのプラズマ生成に成功しました。 First plasma in Wendelstein 7-X | Max-Planck-Institut fur Plasmaphysik http://www.ipp.mpg.de/3984226/12_15 「ヴェンデルシュタイン 7-X」は2005年4月から建設が始まり、2014年5月に完成。そこから実際に動かすためのテストなどが1年かけて行われました。建設途中の2011年に撮影された姿はこんな感じ。 核融合炉の実現には高温・高密度のプラズマを閉じ込める必要があり、これまではトカマク型が有力とされてきましたが、ヴェンデルシュタイン 7-Xではヘリカル型(ステラレータ)が採用されました。 その見た目は「Science」
エボラウイルスなどの危険な病原体を生きたまま取り扱う高度安全実験(BSL4)施設が、東京都武蔵村山市にある国立感染症研究所村山庁舎で、国内で初めて稼働することが決まった。 30年以上にわたり周辺住民の反対が続いてきたが、塩崎厚生労働相と藤野勝・同市長が3日午前に会談し、稼働に合意した。会談後、塩崎厚労相は感染症法に基づき、1週間前後で同庁舎をBSL4施設に指定すると表明した。 国内では、国が指定したBSL4施設以外でエボラウイルスなどの危険な病原体を扱うことが禁止されている。エボラ出血熱が疑われる患者が発生しても、ウイルスを死滅させ、感染の有無を確認する検査しかできなかった。今後はウイルスを生きたまま解析し、種類や感染経路を特定したり、ワクチンの開発につなげたりすることが可能になる。
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イオンエンジンの推進力を強化した小惑星探査機「はやぶさ2」。太陽電池パネルは折り畳んである(31日、相模原市のJAXA相模原キャンパスで)=松本剛撮影 12月に打ち上げ予定の小惑星探査機「はやぶさ2」が完成し、31日、相模原市の宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))相模原キャンパスで報道関係者に公開された。 2010年6月に帰還した初代はやぶさの後継機で、地球と火星の間を回る小惑星で岩石や砂を採取し、20年末に地球に戻る計画だ。 目的地の小惑星は「1999JU3」と呼ばれ、初代が探査したイトカワと異なり、岩石に生命の原材料となる有機物や水を含むと考えられている。 記者会見した計画全体の責任者、国中均(ひとし)・JAXA教授(54)は「小惑星によって、生命の原材料が地球に運ばれてきた可能性がある。太陽系の誕生と進化の歴史を解明したい」と話した。 総事業費は約289億円。大きさは初代とほ
これまでは生かしたまま調べることができなかった。絶滅の危機にあるウナギの不適切な輸出入を、港や空港での検査で効果的に防ぐのが目的で、2015年度中に実用化にめどをつける。 ウナギは世界に19種生息している。背びれの位置や斑紋の有無など外見から4グループに分けることはできるが、特に稚魚(シラスウナギ)の場合、種の判別は養殖業者など関係者でも難しいという。 北里大の吉永龍起(たつき)講師らの研究グループが今年度に入り試験的に成功した。吉永講師らは、生きたウナギの入った水を特殊なフィルターに通し、ウナギの体表の細胞を採取。これを専用の溶液に溶かし、DNAを解析する手法を使った。
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