interviewと三宅陽一郎に関するsuzukiMYのブックマーク (2)
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﹁職人的な作り込み﹂こそ魅力だった日本のゲーム ――ゲームにAIテクノロジーが求められるようになった理由は何でしょうか。 三宅陽一郎︵以下、三宅︶ ファミコンやスーパーファミコンの時代までのゲームでは、キャラクターがどのタイミングでどの位置でどう動くかということがある程度限られていましたので、そのパターンは全てあらかじめ決定してプログラムに埋め込んでいました。 変化は1995年頃、ゲームの空間が3Dになっていったことによって始まりました。キャラクターの挙動が格段に複雑になりました。障害物があった時に、まわりこんで避けるのか、かがんで下をくぐるのか、あるいは体を横にして隙間を通るのか。可能性が激増したため、動きを全てあらかじめ決めることは難しくなり、無理に対応させると不自然に見えることが多くなりました。 そこで、キャラクターに自分で判断させて、自律的に動かせようという試みが、アメリカで始まっ
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﹃FINAL FANTASY XV﹄開発者が語る‥ゲームという場が育む人工知能2018.04.18 21:0028,402 高橋ミレイ AIと人間は遊び友達になれる。ゲームという仮想空間の中でなら。 いまAIが大きく注目されるきっかけとなったものの1つに、ゲームがあるのではないでしょうか。将棋や囲碁といったゲームで、AIが人間のトッププレイヤーたちを打ち負かしたことが、﹁いまのAIってすごい﹂という認識につながったように記憶しています。 囲碁AIの﹁AlphaGo﹂はGoogleによるAI研究の一環として生み出されたものですが、AlphaGoがニュースになる以前から、ビデオゲーム業界もまたAIの発展に取り組んでいました。その目的は﹁人間に勝つこと﹂ではなく、﹁プレイヤーである人間を楽しませること﹂です。 2016年11月に発売された﹃ファイナルファンタジーXV﹄︵以降FF15︶は、仮想環境
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