interviewと落合陽一に関するsuzukiMYのブックマーク (4)
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オリジナルに固執する必要はない ――アプリ開発を例に挙げると、たしかに新しいプラットフォームの構築そのものには莫大な費用はかからないかもしれません。ですが開発にはある程度の技術力が求められますし、そのためには研究費用も必要になります。結果、資金力に勝る大企業が有利なようにも思えますが……。 私はそうは思いません。﹁イノベーション﹂というと多くの方は仰々しく考えがちですが、いまではありがたいことに、シリコンバレーで開発された技術の多くはすでにコモディティ化︵一般化︶されています。ならばその現状を好機と捉えて、日本企業は使える技術は躊躇なく模倣し、自社のサービスや製品に取り込んでしまえばいい。わかりやすい言葉でいうならば、﹁パクる﹂ことです。 日本人のあいだには﹁自分たちは高度経済成長期のように、オリジナルなものをつくらないといけない﹂という強迫観念が蔓延しているように思えます。しかしそれは幻
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毎年11月に開催され、﹁中小企業による国内最大級のトレードショー﹂として大きな話題を呼んでいるイベント﹁産業交流展﹂︵主催‥東京都他︶。21回目を迎える今年は11月14日︵水︶~16日︵金︶の3日間、有明の東京ビッグサイトで行なわれる。初日に特別講演を行なうのが、メディアアーティストとして注目を集める落合陽一氏だ。 同イベントに先立ち、落合氏に中小企業が生き残るためのイノベーション︵変革︶のヒントや具体策、さらには日本社会が解決すべき課題を伺った。 ﹁大企業﹂﹁中小企業﹂という分類の弊害 ――落合さんは今年︵2018年︶初めに上梓された﹃日本再興戦略﹄︵幻冬舎︶で﹁次の一手で未来は好転する﹂と、日本の希望のグランドデザインを描かれました。では、中小企業の未来については、どうお考えでしょうか。 テクノロジーが急速に発達する社会で、中小企業に大きな可能性があるのは間違いありません。 なぜそう考
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今年6月に上梓した﹃デジタルネイチャー﹄︵PLANETS︶が話題を呼ぶなど、ますます注目を集めるメディアアーティスト・落合陽一氏。そんな落合氏が考える、これからの日本社会に求められる人材とは。 考えるな、手を動かせ ――落合さんは、発売中の﹃Voice﹄11月号の巻頭インタビューで﹁スピードこそが社会にイノベーションを起こす重要な条件﹂とお話しされています。それを踏まえると、これからの時代に求められるのはどのような人材なのでしょうか。 落合 あえて誤解を招きかねない言葉を使うなら、﹁アホ﹂と﹁バカ﹂ではないでしょうか。彼らは﹁じっくりと検討し、周到に勉強してから始める﹂という慎重さの代わりに、﹁深く考えずに、まずチャレンジする﹂という特性を持っています。情報が氾濫し、時代の流れが劇的に速くなっている今、何よりも優先すべきはスピードであり、より分かりやすくいえば﹁すぐに手を動かす﹂ことに他な
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