新規格﹁HDR10+﹂がコンシューマーにもたらすもの――パナソニック、小塚氏に聞く︵1/2 ページ︶20世紀フォックスとパナソニック、サムスンの3社が、HDRのエコシステムをさらに発展させる新しい技術規格﹁HDR10+﹂を発表した。HDR10+とはどのような技術なのか。また新しい規格が目指すものは何なのだろうか。パナソニックの小塚雅之氏に話を聞いた。20世紀フォックスとパナソニック、サムスンの3社が、HDR︵ハイ・ダイナミック・レンジ︶のエコシステムをさらに発展させることを目的に、中低輝度のテレビでもハリウッドのスタジオ、そして一般のユーザーが納得できるHDR体験を味わえる新しい技術規格﹁HDR10+﹂を発表した。規格の名前はまだ仮決定のものだが、今後3社は共同でHDR10+のライセンス会社となる﹁HDR10+ LLC﹂を設立。規格の正式名称を決めて、詳細な技術ライセンスプログラムの公