金沢市内で8日、開かれた自民党の衆院第1選挙区支部︵支部長・馳浩衆院議員︶の総会に、森喜朗元首相が姿を見せ、あいさつで自民党総裁選について言及した。 森氏は、谷垣総裁を、﹁︵社会保障・税一体改革での3党合意で︶せっかく決められる政治にしたのに、気に入らないからと問責をやった谷垣さんは、そこから奈落の底に落ちた。宰相の器じゃない﹂と批判した。 その上で、﹁私は、町村さんと安倍さんをどうするかで頭がいっぱいだ﹂と、派閥内での動きにも言及。6日には、安倍氏に対して﹁総理をやった人がもう一度やりたいなら、︵総裁選で︶2、3番手なら資格はない﹂と伝えたことを披露した。一方、町村氏には﹁君がやっても3番以下だろう。4番、5番かもしれない。その時は清和会︵町村派︶は解散してしまえばいい﹂と指摘したことを明らかにした。 また、石破茂前政調会長については、過去に何度も党を変えている事を挙げ、﹁私は絶対認めら