魚の消費量は年々落ち込んでいますが、子どもがいる親の多くが、肉より魚を食べさせたいと考えているという調査結果がまとまりました。 調査した団体は、﹁潜在的には魚の需要はあり、工夫次第でもっと魚が食卓に並ぶ可能性がある﹂と分析しています。 この調査は去年9月、水産業の関係者でつくる団体が、魚と肉の消費動向を比べるため、子どもがいる30代40代の男女およそ1200人を対象に行いました。 それによりますと、魚介類について﹁週に3、4回以上購入する﹂と答えたのは半数足らずの49%で、﹁週に1回程度﹂という答えが43%にのぼりました。 一方、肉類については﹁週に3、4回以上購入する﹂が91%で、食卓には魚より肉が多く並んでいることがうかがえました。 そして、魚への評価が低かった人にその理由を聞いたところ、﹁調理方法をあまり知らない﹂が24%、﹁骨があって面倒﹂が13%、﹁においが気になる﹂が12%など