小泉首相が8月15日に靖国神社に参拝するのは確実な情勢にある。今年の夏は本格的な靖国政局になるだろう。そして靖国政局の前と後で靖国をめぐる世論は大きく転換するに違いない。自民党の中には片山虎之助のように靖国参拝を総裁選の争点にするべきでないと主張する者もいて、また安倍晋三自身も靖国は争点にしないと回避の姿勢を見せているが、私の予想ではそうはならず、靖国問題が中心的な争点になり、そして参拝賛成派の候補者が反対派の候補者を圧倒する形で決着がつくのではないか。終戦記念日に総理大臣が靖国神社に参拝することが総裁選を通じてオーソライズされる事態になる予感がする。7月から8月にかけて喧喧諤諤の議論がマスコミでなされ、そして小泉首相がファナティックな反中反韓プロパガンダを叫び、靖国参拝を公認化する候補を次期総裁に推すよう世論誘導するだろう。昨年の郵政民営化と衆院選と同じ図式で靖国参拝と総裁選の政治構図が
朝日新聞が自民党総裁選の最新世論調査結果を発表していて、それによると、安倍晋三が41%から45%に支持率を上げている。逆に福田康夫は29%から25%に下げていて、両者の間の差が広がっている。朝日新聞だけでなく、他の報道機関でも同じ調査結果が出ていて、現状はダブルスコアの差がさらに拡大しつつある。先週、安倍晋三が統一教会の合同結婚式に祝電を送付した醜聞がマスコミで報道されたが、現時点では特にその影響は出ていない。朝日新聞が調査を行った期日は6/24-25である。醜聞がこれ一つだけで終われば、安倍晋三が窮地を脱したことになるが、さらに二の矢、三の矢が続くと、統一教会醜聞はボディブローのように効いてくる可能性もある。先週は週刊誌が安倍晋三に関する暴露記事を書きまくっていたが、今週は一転して静穏な言論情勢に戻った。今週号の週刊朝日では、福岡正行が総裁選を予想して、「ポスト小泉は安倍」と早くも当確を
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