予定を立てた途端にやりたくなくなる症候群に堪えて連載を続けるmikioです︵こんな私でもエアーマンくらいは倒せます︶。前回はDBMの基本について説明しましたが、それを忠実に実装しても実際には使いものにはならないことにも触れました。今回は、実用的なDBMに進化すべく、Tokyo Cabinet︵およびその前身のQDBM︶で考えた工夫についてお話します。 ハッシュ関数についてもう少し 前回の記事に関して、﹁ハッシュ関数はビットシフト使って実装した方が早いよ﹂という旨のお便りをいただきました︵ありがとうございます︶。まさにその通りで、乗算命令︵ここではimull︶より左シフト命令︵ここではsall︶の方が速いみたいです︵Intelの資料によると、mulが15から18で、salが4とのこと︶。しかし、DBMの場合はファイルI/Oにかかる時間が支配的になるというのが重要な点です。したがって、ハッシュ
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