![拝啓 NHK会長様 (1/2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d352a565eada27f8bf89ef7e07f99d08acde1f55/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2008%2F02%2F08%2F1527064%2Fl%2Fc162caa3f950720e.jpg%3F20200122)
日本民間放送連盟の広瀬道貞会長は2008年9月18日に開いた定例会見で,地上波放送の完全デジタル移行の期限である2011年7月24日よりも前に,一部の地域で地上アナログ放送を終了させるべきという見解を示した。地上アナログ放送終了の先行実験が,米国ノースカロライナ州ウィルミントン市で2008年9月8日に行われたとしたうえで,「これまでは全国一斉に地上アナログ放送を終了させると言ってきたが,2011年7月以前に一部の地域で先行して終了せざるを得ないのではないか」と述べた。アナログ放送終了の先行実験については,「デジタルチューナーやアンテナを一時的に貸し出して,実験終了後に回収することはできない」として,実験終了後に他の地域に先行して完全デジタル移行に踏み切るべきとした。 さらに広瀬会長は,全国の11都道府県で「テレビ受信者支援センター」(仮称)の運営が,2008年10月1日に始まることを明らか
B-CASカードなしのフリーオ登場 デジタル放送のコピーワンスを破るアダプター、「friio」(フリーオ)の新機種が話題になっている。フリーオにはB-CASカードが付属しておらず、今まではほかのデジタル放送対応機器から流用したB-CASカードを挿入しないと使えなかったのだが、そのカードが不要になったというのだ。 フリーオ社のウェブサイトにある最新BETAドライバーとソフトを使うと新機種と同等になる。インターネットでは、ここで制御方式を「ネットワーク」とすると、B-CASカードなしでも普通の(スクランブルのかかっていない)デジタル放送の番組が見られたという複数の報告があった。ただしB-CASの鍵は頻繁に変更されるので、信号が切れて番組が映らなくなる場合もあるようだ。 その仕組みは推測するしかないが、何らかの方法を使い、B-CASカードに入っている暗号を解く鍵をインターネット経由で送っているも
先日の速報には10万を超える爆発的なアクセスがあったが、いろいろ間違いがあり、多くのコメントやTBなどで訂正していただいた。まず私がB-CASの規格(ARIB STD-B25)を誤解していたため混乱をまねいたことをおわびし、あらためて(私の理解している範囲で)正確に問題をまとめておく。非常にテクニカルな話なので、関係者以外は無視してください。 私は、まずカードを挿入しないと見えないという程度の簡単な(スクランブルなしの)B-CASが導入され、地デジに移行するときコピーワンスを実装するためにMULTI2が導入されたと理解していたのだが、システム上は最初からMULTI2は入っており、最初は使わなかっただけらしい。そのしくみを簡単に解説すると、いっせいに数千万人に信号を送るため、暗号鍵を共通のECM(Entitlement Control Message)とカード固有のEMM(Entitlem
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