日本におけるAmazon Web Services(以下、AWS)の初代エバンジェリスト 玉川憲氏が立ち上げたスタートアップ「ソラコム」が今、熱い注目を浴びています。本稿では、玉川氏のAWS入社時から(パートナーとして)AWSの事業推進を共に行い、そしてソラコムのパートナーとしても名乗りをあげたサーバーワークスの代表を務める筆者が、「ソラコムの破壊力とは何なのか? なぜここまでアツい視線が送られているのか?」について私見を述べたいと思います。 ソラコムのサービスとは? もう様々なところで紹介されていますのでサービス詳解はそれらに譲りますが、ソラコムのサービスを一言でいえば「MVNO(正確に言えばMVNE)[1]」です。ただのMVNOと違うのは、それがソフトウェアで実装されたMVNOだという点に尽きます。 注 [1]: MVNO(Mobile Virtual Network Operator
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