米Googleは4月17日︵現地時間︶、TCPに代わる高速ネットワークプロトコル﹁QUIC﹂︵クイックと読む︶を、Googleクライアント︵ChromeおよびAndroidアプリ︶からGoogleのサーバへのデフォルトプロトコルに移行していくと発表した。QUICの採用により、TCPよりもページ読み込みが速くなるという。また、輻輳管理と損失回復機能の強化により、特にYouTubeのような動画サービスでは動画再生中の再バッファが従来より30%減るという。QUICは、Googleが2013年に発表したUDP︵User Datagram Protocol︶をベースにしたトランスポート層のプロトコル︵QUICはQuick UDP Internet Connectionsのアクロニム︶。UDPは、TCPにあるような送達確認機能などを省くことで、そうした処理に必要なオーバーヘッドを削減し、遅延を低減
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